元ミランのボバンは「勘弁してくれ」
インテルのジュゼッペ・マロッタ会長は8日、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝バイエルン・ミュンヘン戦の前に『スカイ』のインタビューに応じ、夏の補強に言及した。これを受けて、同局のスタジオではコメンテーターが理想のMFについて議論している。『FcInterNews』が取り上げた。
パオロ・ディ・カーニオは、マロッタ会長好みで、インテルに打ってつけの人材がいるとした。
「マロッタは若く、ある程度の経験があるイタリア人という特徴を挙げた。なら、たとえ多少高くとも、実現可能なチャンスがある選手がいる。それに、その選手はインテルが好きだ。中盤のなんでも屋で、インテルにとって将来を見据えた投資になるだろう。私が言っているのは、サンドロ・トナーリだ」
ミランOBのズボニミール・ボバンは、この主張に割って入った。
「パオロ、やめてくれ。それは私にとってあまりにも辛い……」
「そもそも、彼を獲得するのは相当な額が必要だし、マロッタの話からも分かるように、インテルもいまやミランと同じように、十分に企業化したんだよ」