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インザーギ「私は幸運。サン・シーロで今日の再現をしなければ」

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

選手たちの奮闘に賛辞を送るインテル指揮官

インテルは8日、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグでバイエルン・ミュンヘンと対戦し、敵地で2-1と先勝した。シモーネ・インザーギが試合後の会見と『スカイ』で残したコメントを『FcInterNews』が伝えている。

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インテルは疲れていると言われながら、いつも何か新しいものを見せている。試合を振り返って最初の感想は?

「まずは選手たちに拍手を送りたい。結果そのものよりも、どんな内容の試合だったか、どうやって展開し、どうプレーしたかに注目したい。これはまだ前半戦に過ぎない。7日後には強力なチームとのセカンドレグが控えているが、インテルはしっかりと対抗できていた」

インテルに来てから最も美しい勝利では?

「間違いなく価値のある勝利だし、うれしい気持ちでいっぱいだ。ここは直近の27試合で23勝しているチームのホームで、そんな場所で素晴らしい結果を出せた。ただ、7日後にサン・シーロでこのパフォーマンスを再現しなければならない」

バイエルンがもっと前からプレスをかけてくると予想していた?

「そう思っていたし、実際そうだったが、こちらもよく対応できた。前半は非常にうまく試合を進められた。終盤にはGKからのビルドアップで2点目を決めたが、あれは本当に素晴らしいゴールだったね。直前に失点しても、最後まで勝利を信じていた。選手たちは本当によくやってくれた」

2点目にはチームのメンタリティと冷静さが表れていた

「その通りだ。この1日半の準備期間で、バイエルンからボールを奪い、無駄に蹴らないことが大切だと話し合っていた」

「後半はバイエルンが押してきたが、選手たちは落ち着いて対応していた。終盤のゴールは、このチームが試合にしっかり集中し、自分たちの原則に基づいて戦っていることを示していたね」

歴史的な勝利だが、今回の位置づけは?

「やはり記憶に残るのは決勝戦や、イスタンブールへ行ったチャンピオンズリーグのダービーだ。でも、これは間違いなく重要で、美しい勝利のひとつだね。セカンドレグでもこの勢いを持続しないといけない。選手たちは全力を尽くしてくれた。欠場者もいたが、それを感じさせない内容だった」

「だからこそ、交代が少ないと言われると少し腹が立つ。今ここにいられるのはインテルのチーム全体のおかげで、クラブの支えもある。選手たちはユニフォームへの愛情が本当に強く、それが胸を打つ。相手も強い中で、48時間おきに試合をこなしているんだ」

ニコロ・バレッラとラウタロ・マルティネスがそろってベストな姿だった

「今日のような試合で個人の名前を挙げるのは難しい。2人も素晴らしかったが、全員がよかった。フラッテージも、辛い日々を過ごした後でいい入り方をしてくれた。しっかり準備してくれたし、うれしいね。チーム全体が大きなメッセージをくれた。負傷者の回復も期待したい」

フラッテージにとって再出発になる?

「ウディネーゼ戦では、最も良い選手のひとりだった。ダービーでは、失点につながったプレーのことばかり言われたが、60分間ハードワークしていた。彼が諦めなかったことが何よりうれしい」

監督として、こういう夜はどんな意味がある?

「私は本当に運が良い。こんなにもユニフォームに思い入れを持ち、困難の中でもすべてを出し切ろうとする選手たちに囲まれている。今日も試合終了時には、右ウイングバックにビセックを置くような状況だった。ドゥンフリースもディマルコもいなかった。すでに今季47試合を戦っていて、非常事態にある。こうなることは分かっていたが、アチェルビはハーフタイムにベンチで治療を受けていて、それでも痛みに耐えて最後までプレーしてくれた」

フェデリコ・ディマルコの状態は?

「様子を見ないといけない。本人は15分でもプレーしたいと言っていたが、リスクを取らない判断をした。2〜3試合欠場するほうが、7試合失うよりいいからね」

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