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2011年のバイエルン戦を振り返るスナイデル「ファン・ハールが笑っていた。だから言ってやった」

セカンドレグで逆転に成功したインテル

かつてインテルで活躍したヴェスレイ・スナイデルがサン・シーロで行われたイベントにゲストとして出演した。その席で2011年のUEFAチャンピオンズリーグに触れている。『FcInterNews』が伝えた。

インテルは2010年にUEFAチャンピオンズリーグ決勝でバイエルン・ミュンヘンを下して優勝を成し遂げた。その翌シーズン、決勝トーナメント1回戦で再び激突すると、インテルはファーストレグを0-1で落としたが、敵地でのセカンドレグで3-2と勝利し、ベスト8に駒を進めた。

スナイデルが当時を振り返って、次のように語った。

「ファーストレグが終わって、ロッカールームに戻る通路でのことだ。ルイス・ファン・ハールが、ロッベン、リベリと笑い合っていて『もう、アイツらなんてたいしたことないな』みたいなことを言っていたんだ」

「僕はその話をしっかりと聞いていた。で、『へい監督、ここで1-0で勝ったかもしれないけど、まだミュンヘンでの試合があるよ』って言ってやった。それでも笑顔で『楽勝さ』って言われたよ。でも、ミュンヘンでは3-2で僕たちが勝ったんだ」

2010年にバロンドールは、リオネル・メッシ、アンドレス・イニエスタ、シャビ・エルナンデスのバルセロナ勢が表彰台を独占し、スナイデルは4位の得票率だった。

「バロンドール受賞も悪くないってのが当時の僕の気持ちだった。でも、夢はチャンピオンズリーグ優勝だったね。1995年にクライファートがアヤックスでチャンピオンズリーグ優勝したのをみて、『僕が求めているのはアレだ』ってなった。バロンドールは個人タイトルだけど、あのタイトルは違うね」

「2025年になって思うのは、いまでも15年前の話題をしてくれるということだ。2010年に受賞して『実力不足』って振り返られるより、いまになって価値を感じることの方がうれしいね」

●バイエルン・ミュンヘン対インテル予想スタメン&フォーメーション

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