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インザーギ「バイエルンはレアルと並ぶ優勝候補だが、インテルは成長した」

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

パルマ戦後に「ファリースはわざと言わなかった」こととは?

インテルは8日、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグでバイエルン・ミュンヘンと対戦する。シモーネ・インザーギ監督が試合前日会見で意気込みを語った。

パルマ戦の後、どんな状況か

「我々が歩んできた道をわかっているし、前回の試合の結果には満足していなかった。後半に追いつかれてしまったのは残念だった。明日は、レアル・マドリーと並んで優勝候補に挙げられる非常に強いチームとの大きな一戦となる。選手たちはここにたどり着くまでにどれだけのものを費やしてきたかをわかっている。全力を尽くすつもりだ。どちらのチームにも多くの欠場者がいるから、常にチームとしてまとまることが重要になる」

不安は?

「常に選手たちの集中を保つ必要がある。ただ、簡単ではない。彼らも私と同じ人間で、あらゆる声を聞いている。リーグ戦の直近9試合で6勝3分けなのに、我々についてはあれこれ言われている」

「私はファリースに、パルマ戦の最初の4つの交代が強制的なものだったと伝えるよう言えたが、わざと言わなかった。メディアがどう反応するかを見たかったからだ。そして予想どおり、同じパターンが繰り返された。あの交代は私やアシスタントによる戦術的な判断ではなかった。クラブにも詳しく説明しなかった。数日後に何が言われるのか聞いてみたかったから。幸いにも、選手たちは賢明で、聞くべきことが何なのかを理解している」

コンディション

「明日に向けては、バストーニは出場の可能性が高く、ディマルコはやや厳しい。チャルハノールは打撲を受けて、今朝はテーピングして練習していた。痛みはあるが、出場できると思う。ラウタロに関しては、土曜の試合では45分以上はプレーさせないということでドクターと合意していた。土曜に私が意図して行えた交代は、81分のアルナウトビッチとアスラニの交代だけだった。誰もそれを明確にしなかったなら、今ここで私が説明した。パルマでは勝ちたかったし、それは我々が一番理解している。勝点1は痛い。大きな失望がある。試合を分析し、今は明日の試合に集中している」

より強度のあるバイエルンを想定している?

「私は常にバイエルンを強度の高いチームだと見てきた。ラツィオで2020年に対戦したときもそうだった。彼らは強度が高く、素晴らしい選手がそろっている。彼らにも我々と同様に重要な離脱者がいる。走力、集中力が求められるし、チーム全体が参加する必要がある。耐える時間帯もあれば、彼らを困らせる時間もあるだろう」

2年前に「バイエルンとは試合にならない」と言っていたが、今は?

「間違いなく我々は成長した。予算の差は明らかで、レアルとバイエルン、我々の間にはギャップがある。でも、そういうものは見ず、ピッチ上のことに集中している。レギュラーシーズンの最初の8試合では、我々の方が良い成績を出している」

インテルでのこれまでの総括を

「この4年間、何も考える暇もなかった。6つのタイトルを獲得していて、あと少しでスクデットとチャンピオンズリーグを含めて8つになっていた。これまで、そして今シーズンやっていることを誇りに思っている。我々は限界を超えている。だからこそ、選手たちはもっと称賛されるべきだと思う。バイエルンの欠場者ばかりが語られているが、私たちにもミラノに残っている選手が5人いる。私たちは働き、前進していく。明日は大きな壁が目の前にあるが、大きな自信を持って立ち向かう」

カルチョとほかのリーグの差について

「競争は非常に難しい。我々がやってきたように競争力を保つのは簡単ではなかった。予算は縮小されたが、それでもインテルは常にトップに居続けた。それは選手たちと強いフロント、会長のマロッタをはじめ、アウジリオ、バッチン、サネッティのおかげ。そして、以前のチャン会長、現在のオークツリーも忘れてはならない。それもまた一つのタイトルのようなものであり、クラブにとって大きな誇りだ」

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