パルマの残留のために戦う元インテルDF
5日のセリエA第31節でインテルはパルマと対戦する。パルマのクリスティアン・キヴ監督が前日会見でコメントを残した。
現役時代にインテルで長く活躍したキヴは、引退後に下部組織で監督を務めてきた。今季途中からパルマの監督に就任し、指導者キャリアで初めてトップチームの指揮官を務めている。
キヴにとってインテルが特別な相手であることは確かだが、自身がやるべきことに集中しており、パルマ監督として会見で以下のように語った。
「これはパルマにとって重要な試合であって、私個人にとってのものではない。過去を否定することはできないし、インテルでは13年間を過ごした。私の敬意と感謝の気持ちは永遠に残る」
「ただ、今はパルマのことを考えている。自分たちがやるべきこと、目指すべきことに集中している。ここ1カ月半と同じように試合の準備をしてきた」
「相手はヨーロッパでも屈指の強豪だ。こういう試合をどう戦うかを知る必要がある。どんな相手とも戦えるということを理解すること、それが自分たちにとって大事なメッセージだ」
「明日は勇気と集中力が必要になる。試合の流れを読む力が問われる。相手はそういう状況に持ち込んでくるチームだが、少しは隙を見せるかもしれない。試合は0-0から始まる。彼らが有利なのは事実だが、私の選手たちは全力でインテルを苦しめる準備ができている」