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トナーリ「いまのインテルはピオリ時代のミランに似ている」

「観ていて楽しい。ピオリはチームづくりがうまかった」

ニューカッスルのイタリア代表MFサンドロ・トナーリが、『クロナケ・ディ・スポリアトーイオ』のインタビューに応じた。コッパ・イタリア準決勝のミラノダービーが近づく中、外から見た現在のインテルとミランに言及している。

トナーリは2020/21シーズンにミランでセリエA優勝を経験した。その後、トナーリはイングランドのニューカッスルへ移籍し、ミラノを離れた。

トナーリは「いまのインテルは、自分がいたピオリのときのミランを思い出させる」と切り出し、次のように続けた。

「ピオリはピッチ上の指導に長けているだけでなく、チームづくりの巧さも際立っていた。あのグループは、彼がつくりあげたんだ。出場機会が少ない選手でも、いつも練習に行くのを楽しみにしていて、2-0とする追加点が決まったときはベンチも大盛り上がりだった。そんなの普通じゃないんだ」

なぜインテルと比べたのだろうか。

「だって、いまのインテルは観ていて楽しい。フラッテージみたいな選手もいる。出るたびに相手の守備に“穴を開ける”んだ」

「あのときの僕たちもそうだった。何か起きたり、不機嫌な選手がいたら、すぐにピオリが解決した。みんなをまとめて、楽しませるのが本当にうまかったよ」

「アンテ・レビッチが典型的だ。途中出場で結果を残していたけど、それは彼がプレッシャーなく楽しんでいたからだね。ピオリはグループ全体をケアし、グループを決して壊さなかった」

「ピッチ上では要求が多いけど、『何か問題はある?』『家族は大丈夫?』と気にかけてくれて、まるで父親だったよ。ラツィオ戦で僕が得点を決めたときに、ミステルは喜びすぎてすじを痛めていたよ。まあ、それは年のせいかもしれないけど(笑)」

「一度外されたことがあるよ。寝坊して、朝食とミーティングに40分遅れてしまったんだ。さすがに試合に使ってもらえなかったよ。でも、それは朝に弱いっていう僕の弱点のせいだから仕方ないんだ。彼のことはずっと大切に思っているよ」

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