クラブとの関係は良好だが…
インテルは、ダヴィデ・フラッテージ放出の可能性がさらに高まっているようだ。『コッリエレ・デッロ・スポルト』は29日、「今季限りでの別れは確実」と記した。
フラッテージは1月の移籍市場でローマ加入が話題になった。最終的に残留したものの、シーズン終了後の放出の可能性は残っている。
フラッテージは昨季、途中出場で決定的な仕事をすることが多く、カップ戦を含めてシーズンで8得点7アシストを記録した。しかし、今季はここまで4得点2アシスト。増えると思われた出場機会はむしろ減少しており、インパクトのある仕事もできていない。そのため、周囲からの批判は強まっている。
同紙は、あくまで批判は外部からであり、クラブ内では十分に評価されているという。フラッテージとチームの関係も良好だが、本人には思うような成長ができていないという感覚があり、いまの環境でブレイクスルーを果たすのは難しいと感じているようだ。
フラッテージは現時点でインテルでの戦いに集中しており、今季を最高の形で終えるつもりでいるという。だが、シーズン終了はローマやナポリといったクラブへの移籍話が再燃するのは確実とみられている。