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マロッタ「オークツリーは最初から新スタジアム計画に前向き」

「インテルとミランだけでなく、ミラノという街にとっても重要」と語る

インテルのジュゼッペ・マロッタ会長が18日に行われたイベントに出席した際、新スタジアム計画についても語った。『FcInterNews』などが伝えている。

新スタジアム計画の現状

「本当に素晴らしい計画だ。パオロ・スカローニ(ミラン会長)は私以上に熱心に取り組んでいるが、これは両クラブだけでなく、ミラノという街全体にとって大きな必要性がある」

「オークツリーは最初からこのプロジェクトに注目し、資産形成と継続的な発展の機会として捉えていた。ミランのスカローニが進めてきた素晴らしい仕事に合流し、彼らが新スタジアムを重視していることを確認した。ミランは計画を進め、先週火曜日にサン・シーロとその周辺地域の買収提案を正式に提出した。これは、新スタジアムの重要性を改めて示すものだ」

「国としてもスポーツインフラに投資すべき」

「ミラノのような世界的に評価される街であっても、クラブを支えるのは外国資本になった。かつての“パトロン”の時代から、今ではイタリアのクラブのうち11チームが外国資本に支えられている。これは、イタリアが自国のサッカーを支える力を失っているという現実を示している」

「現代のオーナーたちは、財政の安定と持続可能性を目指している。しかし、これは倫理的な観点でも考えるべき問題だ。昔のパトロン方式ではチームは競争力を持てたが、長期的に見て持続可能なモデルではなかった。今のオーナーたちは、クラブ経営においてスタジアムの重要性を理解している。スポーツ面だけでなく、財務的な資産価値を生み出すものとしてね」

「例えば、今のスタジアムでは芝の問題もある。今年だけで2回張り替えたが、まだ解決できていない。先週の金曜日に芝を再び張り替えるかどうかを検討し、結局続行することに決めた。スタジアムは単なる競技場ではなく、資産価値を持ち、収益を生む場でもある。そのため、今のイタリアではスタジアムの所有権がクラブ経営において非常に重要になっている。多くのクラブがユースチームの専用施設すら持っていない。そういった基盤がなければ、サッカーの未来も危うくなる。だからこそ、国としてもスポーツインフラへの投資を進めるべきだ」

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