トリノ移籍後に価値を証明するインテル育ちの22歳
17日にイタリア代表の合宿がアッピアーノ・ジェンティーレで始まった。冬の移籍市場でトリノに加入し、イタリア代表から初招集を受けた22歳のチェーザレ・カザデイは、自身が育ったインテルの施設でアッズーリデビューに備えている。
17日、記者会見に臨んだカザデイが代表入りの喜びを語った。
「いろんなことがあっという間に動いている。でも、僕はとにかく今に集中し、できることをやるだけだ」
「毎日コツコツと努力を積み重ねることを大事にしている。監督からの称賛をもらえるのはうれしいことで、代表に選ばれるのは誇りだね。こうして認めてもらえることが、さらなるモチベーションになっている」
インテルを離れてチェルシーに移籍したあとは、レディング、レスター・シティへのレンタルも経験した。
「国外での経験は本当に多くのものを与えてくれた。ただ、これは個人の問題だから、誰にでも同じ道が合うとは限らないね。それぞれが自分の道を見つけるべきだと思う」
「僕にとってのイングランドでの2年間は、とても大きな成長の機会だった。人としても、選手としても変わることができたと思っている。本当に多くの人に支えられたし、感謝しかないよ」
また、プレースタイルの違いについても触れた。
「イングランドとイタリアのサッカーは違う。技術的な側面で言うと、一番の違いはインテンシティだ。セリエAもかなり激しく、競争力の高いリーグだけど、たぶんそれが一番の違いだと思う」