判定には不満のアタランタ指揮官
インテルは16日にセリエA第29節でアタランタと対戦し、2−0の勝利を収めた。アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニが試合後の会見でコメントを残した。
【インテル採点】アタランタ撃破で一歩抜け出す! 難敵撃破で高評価を受けるのは?
あなたは退席、エデルソンは退場した
「自分のことは話さないが、エデルソンの退場は君たちの方がよく見えていたんじゃないか」
なぜインテル相手だと、ほかの強豪との試合のようなプレーができない?
「本当に良いパフォーマンスを見せたと思う。素晴らしい試合だったし、相手はとても強いチームだった」
またしても不利な判定があった
「前半は世界でもトップクラスのチームを相手に互角の試合だった。違いがあったとすれば、テュラムのポスト直撃のシュートくらいだ。どちらにもチャンスがあり、非常に拮抗した展開だった」
「コーナーキックの場面では運がなかったし、少し動きが止まってしまった。でも、試合にはまだ時間があった。両チームともフェアにプレーしていて、お互いを全力で打ち負かそうとしていた。ただ、試合はある決定によって台無しにされた」
ホームゲームで結果が出ない
「確かにデータとして出ているし、間違いなく傾向はある。でも、今日の試合は今シーズンで最も難しい試合だった。それでも勝つつもりで戦った。コーナーキックの得失点はマイナスになっている。インテルはセットプレーから多くの勝ち点を積み上げているし、リヤドでの試合のことも思い出す。ここ3年間、彼らにはこの部分でやられているのは確かだ」
いつものように立て直せるか
「残り9試合、まだまだ先は長いし、すべてが懸かっている。今日のようなスピリットを持って戦い続けることが大事だし、これからも重要な試合が続く。我々は勝てるはずの試合で取りこぼしてきた。でも、インテルやユヴェントスとの試合を終えたあとには、チームとしての価値を実感できている。試合後にティフォージから拍手をもらったことが、その証拠だと思う」
試合前に掲げられたスクデットに関する横断幕について
「素晴らしい横断幕だった。特に、今のセリエAは『4位以内に入ることが大事』と言われるようなリーグになっているからね。今日の敗戦で、スクデットはさらに難しくなった。でも、結局のところ、チャンピオンズリーグ出場権がすべてだ。我々は挑戦し続ける。インテルは本当に強いが、誰もが優勝の話を避ける中で、堂々と狙っていく。私はスクデットをかけて戦いたいし、そのために全力を尽くすつもりだ」
将来について
「まだ時間はある。ベルガモの人々は私の人生を変えてくれた。それ以外はサッカーの話に過ぎない。私は、自分が心地よくいられる場所にいるべきだと思っている。決断を下すのは自分ではなく、流れにそれに従うだけ。変化が必要なら、受け入れる」