大一番に臨むインテル
インテルは16日、セリエA第29節でアタランタと対戦する。シモーネ・インザーギ監督が試合前日、『インテルTV』で意気込みを語った。
インテルはチャンピオンズリーグ準々決勝進出で勢いに乗っている。どんな試合になると思う?
「どちらのチームも勢いがあり、調子がいい。アタランタの強さはよく知っているし、イタリアでもヨーロッパでも素晴らしい戦いを見せてきた。全力で臨まなければならない試合だ。走力、アグレッシブさ、そして強い意志を持って試合に入ることが重要になる。相手の実力を考えれば、最高の準備をして臨まなければならない」
サン・シーロでの前回対戦とはどう変わる?
「あの試合はシーズン序盤で、移籍市場もまだ開いていたし、アタランタも負傷者が多かった。今回は全く違う試合になる。勝ち点の重みも大きいし、しっかり準備して最高の形で試合に入らなければならない」
アタランタは1対1の場面を多くつくるチーム
「非常に高い集中力が必要になる。試合中に多くのデュエルが発生するし、瞬時の判断を求められる場面も多い。選手たちは常に冷静でいなければならない」
今季のインテルはさまざまな形でゴールを決めてきたが、アタランタのような攻撃的なチームに対して、何が違いを生む要素になる?
「どちらも攻撃的なチームで、セリエA屈指の得点力を誇る。だからこそ、状況を素早く読み取ることが大切になる。オープンプレーでもセットプレーでも、一つひとつの場面で的確に対応できるかがカギだ。集中力を高く保たなければならない」
両チームともカンピオナートで63ゴールを決めている。セリエAでも最も魅力的なチーム同士の対戦と言えるか?
「どちらも現代的なサッカーを目指している素晴らしいチームだ。どちらも攻撃的で、多くのゴールを奪っている。間違いなく魅力的な試合になるはずだね」
試合の入り方や試合中の細かい局面の管理はどれほど重要になる?
「アプローチと試合の管理は非常に重要だ。前節のリーグ戦でも、立ち上がりが良くなかったせいで先制を許したが、その後うまく立て直して逆転することができた。こうした細かい局面の差が試合を決めることもある」