インテル育ちの兄弟、今後の行き先は?
インテルは、エスポジト兄弟の去就が決まりつつあるようだ。『トゥットスポルト』が14日に伝えている。
エンポリはセバ買い取りを決断
エンポリにレンタルで加入しているセバスティアーノ・エスポジトは、完全移籍に向かっている。同紙によると、エンポリは、たとえセリエBに降格しても完全移籍オプションを行使すると決定した。
エンポリはインテルに500万ユーロを支払うが、それ以上の金額で売却できると確信を持っており、買い取りを決めたという。
インテルはエンポリが他クラブに売却した際、移籍金の20%を受け取る契約を結んでいる。
ピオは長期契約へ
今季セリエBで26試合に出場して14得点を記録している19歳のフランチェスコ・ピオ・エスポジトは、インテルとの契約延長に向かっている。
『トゥットスポルト』は2030年までの契約延長について話し合いが進行中だとした。
インテルは将来的にトップチームで活躍できる大器とピオ・エスポジトに期待を寄せている。ただ、今夏のFIFAクラブワールドカップには帯同しない。というのも、ピオ・エスポジトは6月11日に開幕するU-19 EUROでU-19イタリア代表のエースとして出場するため、控えの1人としてクラブワールドカップに行くことはないそうだ。
『FcInterNews』は、ピオ・エスポジトとインテルの契約延長交渉について詳しく伝えている。
こちらによると、インテルはすでに契約更新の意思を示しており、新契約は2029年か2030年までになる。
ただ、金銭面がネックになっている模様。インテルの提示は年俸30万ユーロ程度だが、代理人は市場価値を考慮して、その2倍程度のサラリーを要求している。
ピオ・エスポジトとインテルの契約は2027年まで残っており急ぐ必要はない。そのため、クラブはじっくりと交渉を進める構えだ。