インテル育ちの大型MF、セリエAで即レギュラー定着
1月の移籍市場でトリノが獲得したチェーザレ・カザデイが注目を集めている。『トゥットスポルト』は13日、ミラン、フィオレンティーナ、ナポリがすでにカザデイ獲得に関心を示していると報じた。
チェルシーで出場機会に恵まれずイタリアに戻ってきたカザデイは、セリエAで5試合に出場し、1得点1アシストを記録している。
トリノはカザデイを移籍金1300万ユーロ+ボーナス200万ユーロで獲得した。さらに、売却時には移籍金の20%をチェルシーに支払う契約となっている。しかし、すでに市場価値は上昇していると見られる。
今夏の獲得にはミラン、フィオレンティーナ、ナポリが関心を持って問い合わせてきているが、記事によると、ウルバーノ・カイロ会長は即座に「ノー」と返答したそうだ。
トリノはリッチを放出か
その理由の一つは、トリノが今年夏に主力MFを失うからだと考えられている。同紙によれば、サムエレ・リッチの放出は現実味を帯びており、カイロ会長は4000万ユーロ以上のオファーがあれば応じる意向だという。
リッチ放出後は、カザデイを中心に新たな中盤を構築する方針とみられている。