2位スペインとの差が開き、5枠維持は困難
13日にUEFAヨーロッパリーグとUEFAカンファレンスリーグの各試合が行われた。
ローマとラツィオは、ヨーロッパリーグ・ラウンド16のファーストレグでそれぞれ劇的な勝利を収めていたが、セカンドレグで明暗が分かれた。
ローマはアスレティック・ビルバオと対戦。立ち上がりのマッツ・フンメルスの退場もあって2試合合計3−4で敗退した。
ラツィオはヴィクトリア・プルゼニに先制を許して冷や汗をかいたものの、77分にアレッシオ・ロマニョーリが決めて1−1に追いつき、2試合合計3−2で勝利を収めている。
粘り強いフィオレンティーナ
カンファレンスリーグでパナシナイコスと対戦したフィオレンティーナは、ファーストレグを2−3で落として窮地に立たされていたが、ホームでのセカンドレグを3−1で制して逆転に成功した。
『Opta』によると、フィオレンティーナはヨーロッパの大会で決勝トーナメント1回戦でファーストレグに敗れた過去3回、いずれもセカンドレグで逆転勝利を飾っている。
UEFAランキングポイント
イタリア勢のヨーロッパでの活躍は、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権などにも影響を与える。今季のポイントが上位2位以内になれば2025/26シーズンのチャンピオンズリーグで1枠増える可能性があるため、こちらも注目ポイントだ。
今週の結果を受けて、イタリアのポイントは先週と変わらず3位だが、2位スペインとの差が開いた。スペイン勢の方が勝ち上がっているクラブが多いため、逆転はかなり厳しい状況だ。
今季のUEFAランキング(勝ち上がり数/出場数)
- イングランド 24.250 (5/7)
- スペイン 21.678 (4/7)
- イタリア 19.938 (3/8)
- ドイツ 17.922 (3/8)
- ポルトガル 16.250 (0/5)
- フランス 16.214 (2/8)
- ベルギー 15.650 (0/5)
- オランダ 15.250 (0/6)