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ニコ・パスがインテル行きに前向きな理由は? ネックはレアル・マドリーの条件?

買い戻されるリスクは避けたいイタリアの強豪

インテルは、コモのニコ・パス獲得に前進中のようだ。少なくとも、選手本人はインテル行きに前向きだと言われている。『トゥットスポルト』は12日、その理由を記した。

まずは、インテルのハビエル・サネッティ副会長との絆だ。アルゼンチン代表でチームメートだったパブロ・パスがサネッティ家でディナーを共にした写真をパウラ夫人がSNSで公開しており、関係性が深いことは明らか。これが交渉で有利に働くとみられる。

もちろん、インテル移籍はニコ・パス自身のキャリアにとっても大きなメリットがあると考えられている。

レアル・マドリーはニコ・パスの買い戻しオプションを持っている。ただ、高い評価を受けている20歳のアルダ・ギュレルでさえ、レアル・マドリーでは出場機会が限られており、ニコ・パスは復帰しても出番が少ないことが予想される。一方、インテルであればより多くの出場機会が期待できることは確か。シモーネ・インザーギ監督は、「新たなルイス・アルベルト」を育てるつもりでいるとされ、ニコ・パスにとってはステップアップと言えるはずだ。

レアル・マドリーがコモから買い戻した後に、インテルが獲得を目指す場合、カギとなるのは取引の形となる見込みだ。レアル・マドリーは現在と同じように、買い戻しオプションを付けることで、ニコ・パスのコントロールを失いたくない意向とされる。

買い戻しオプション付きの移籍は、インテルも多く使っている形だが、これはインテルが「買い戻す側」であることが前提で、「買い戻される側」としての取引はないという。他クラブの才能を育てて引き抜かれるというのはインテルの文化にない取引形態であり、基本的には避ける方針とみられる。

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