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インザーギ「インテルはチームという言葉にふさわしい集団。もっと称えられてもいいほど」

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

インテリスタたちのサポートに感謝

インテルは11日、UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16セカンドレグでフェイエノールトに2−1で勝利し、2試合合計4−1で準々決勝進出を決めた。シモーネ・インザーギ監督が試合後の会見と『スカイ』に残したコメントを『FcInterNews』が伝えた。

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試合を振り返って

「我々はこの試合に強い思いを持って臨んだし、選手たちは本当によくやってくれた。彼らの素晴らしい働きに対して、もっと称賛の声があってもいいと思うが、我々にはティフォージがついている。それが十分な励みになっているよ。困難が多い中でも、選手たちは本当に素晴らしいね」

明日は休養日にするのか

「当然のことだ。我々はここまで6日間で3試合を戦ってきたし、明日は休むべきだと判断した」

バイエルン・ミュンヘン戦についてどう思う?

「難しい試合になる。インテル、ラツィオの両方で対戦したことがあるが、本当に堅実なチームだ。我々はこれまで通り自分たちの武器を生かして戦うつもりだ。全員そろって臨めることを願っているが、アスラニの警告は痛い。このタイミングでジエリンスキもいないし、厳しい試合が続く。今夜はプリマヴェーラの選手も出場したが、彼らにもチームを助けてもらう必要がある。我々の選手層はそこまで厚くないからね」

ベレンブルフとコッキのデビュー

「彼らの努力の成果だ。ユースリーグでも素晴らしい活躍をしていて、準々決勝に進出している。普段からトップチームの練習にも参加しているし、今回のチャンスは彼らにふさわしいものだった。技術的にも非常に優れた選手たちだよ。ベンチにはアイドゥもいたし、ドゥンフリースを早めに下げようとも考えたが、最終的にはアチェルビを選んだ」

すべてのタイトルを狙うと明言する監督は珍しい。素晴らしいことだ

「ありがとう。インテルを指揮するということがどういうことかは理解している。今日で200試合目だったが、多くの喜びといくつかの悔しい瞬間があった。それでも、どの試合もインテルのために全力で戦うことを心掛けているよ」

CL決勝、歴史的スクデット、そして今季はすべてのタイトルを狙う。自身の成長をどう感じる?

「日々学び続けているよ。ただ、これは今季が初めてではない。1年目も最終節までスクデットを争い、コッパ・イタリアとスーペルコッパを制覇した。チャンピオンズリーグではリヴァプールやレアル・マドリーと対戦し、彼らは最終的に決勝まで進んだ。我々はすべての大会で戦うDNAを持っているが、そのためには大きなエネルギーを使う必要がある。だからこそ、選手たちを称えたい。できる限りのサポートをしているし、ティフォージも彼らを支えてくれている。我々はタフな試合を戦っているが、その先にある喜びは何物にも代えがたい」

スパイク・リー監督が観戦に訪れたが?

「誇らしいよ。我々はどんな状況でも諦めないチームだ。この1カ月半で多くの困難があったが、互いに助け合いながら戦ってきた。我々は“チーム”という言葉にふさわしい集団だ。これからの2カ月は非常に重要になる。72時間ごとに試合をこなすことの意味は理解しているが、我々はそれを楽しんでいる。まずは代表ウィーク前の最後の試合が待っている。最高の形で戦うつもりだ」

負傷者の状況は?

「残念ながら、ベルガモでの試合(アタランタ戦)に向けて復帰する選手はいない。フラッテージは単なる疲労だから心配はしていないが、デ・フライは昨日の練習で違和感を覚え、ウォームアップ時に無理だと判断した。日曜日には復帰できることを願っている」

ヨーロッパでは特に集中力の高さが際立つ

「どの大会でも最適な準備をしている。ただ、チャンピオンズリーグでは数字が違うのも事実だ。失点が少ないが、その分得点も少ない。我々はすべての大会で戦い続けているし、インテルの一員としてこの瞬間を楽しんでいる。サン・シーロのような魔法のような雰囲気の中でプレーできるのは、誇るべきことだよ」

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