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インザーギ「過密日程は問題ではなくモチベーションに」。タレミの起用を示唆

フェイエノールト戦に集中するインテル指揮官

インテルは11日、UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16セカンドレグでフェイエノールトと対戦する。シモーネ・インザーギ監督が試合前日の会見と『インテルTV』でコメントを残した。

19試合を戦う可能性がある状況

「気分はとてもいい。我々は今、フェイエノールト戦に集中している。1stレグで2-0の勝利を収めたが、モンツァ戦を経て、集中力を欠けばすべてが難しくなることを再認識した。この数年間で、どの試合にも予期せぬ難しさが潜んでいることを学んできた」

スタメンについて

「カンピオナートを考慮した調整はしないが、選手のコンディションによっては判断が必要になる。今日はまだトレーニングの様子をじっくり確認できていない。ここに来る前に練習を終えたばかりだからね。デ・フライとラウタロが別メニューだったのは見ただろう。でも、彼らについてはポジティブな感触を持っている。起用するかどうかはこれから判断する。それに加えて、いつもの欠場者に加え、ジエリンスキがケガを負ってしまった。彼は成長していて、チームにとても貢献してくれていただけに残念だ。我々は彼を待つつもりだし、これまでもほかの仲間たちと同じように復帰を信じてサポートしていく」

マルクス・テュラムとハカン・チャルハノールは先発させた方がいい?

「まだ分からない。2人とも慎重に見極めている。テュラムは1カ月前から痛みを抱えながらプレーしている。以前のように練習ができていない状況だ。それでも彼は痛み止めや注射を打ちながら試合に出てくれている。決して後ろに引かず、チームのために戦ってくれている。ロッテルダムでは60分間プレーし、日曜はベンチスタート、今日はまずまずの練習をこなした。明日どうするか決めるつもりだ。前線はホアキン・コレアがいないが、ほかの4人がいる。ラウタロについても明日判断するが、出場可能だと思っている」

フェイエノールトはリーグ戦を延期して休養を取ったが、インテルは2025年に入って18試合目となる。連戦は問題か、それともモチベーションの源になるか?

「問題にしてはいけない。我々がやっていることに誇りを持たなければならない。モンツァ戦後にも言ったが、この選手たちには称賛しかない。時にはスタッフと一緒に『どうやってこんなにエネルギーを出せるんだ?』と驚くこともある。この期間、多くの離脱者が出たことでローテーションが限られていたことも事実だ」

「我々は今年に入ってすでに18試合を戦っている。これはかなりの試合数だ。昨シーズンは11月にチャンピオンズリーグの決勝トーナメント進出を決めたため、3月のラウンド16に向けて余裕を持って準備ができた。でも、今年は1月末にモナコとのグループ最終戦を戦い、その後もチャンピオンズリーグとコッパ・イタリアの両方を考えなければならなかった。昨季のこの時期はカンピオナートに集中できていたが、今年は異なる状況だ。それでも我々は誇りを持って戦っているし、インテルのためにこの努力をすることを誇りに思っている」

インテルで200試合目を迎えることは、あなたにとってどんな意味を持つ?

「大きな誇りだ。200試合は決して少ない数字ではないし、これだけの試合を指揮できたのはクラブと選手たちのおかげだ。偉大なクラブで指揮を執ることができるのは誇らしいし、これからも続けていきたい。200試合は重要な節目だ」

明日はヤン・ゾマーが復帰か

「明日はゾマーが出場する。彼はすでに1年半チームにいるし、ここまで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれている。これからもそうだろう。マルティネスも出場機会を得て非常に良いプレーをしてくれた。ただ、ほかのポジションでもゴールキーパーのように選択肢があればいいのだが、現状ではそうはいかない」

メフディ・タレミへの期待

「彼は努力し、チームに貢献しようとしている。すごく真剣に取り組んでいるし、チームにも馴染んでいる。ストライカーとしてゴールを狙っているし、明日は彼にとって大きなチャンスになるかもしれないね」

クラブの監督として、代表戦がスケジュールの負担になることは気になる?

「そこには深入りしない。我々はテュラムやディマルコが問題を抱えていることは分かっているが、今の最優先事項は24時間後に控えたフェイエノールト戦だ。我々にとってはテュラムが出場できるが、ディマルコは欠場する。その後、アタランタ戦に向けて考える。代表戦については、クラブのメディカルスタッフ、代表チームのスタッフ、フランス代表のメディカルチームが連携して判断することになる。私は監督として、今はフェイエノールト戦に集中している」

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