ヴィア・デル・マーレはミランにとって好相性?
8日にセリエA第28節が行われた。ミラノの両雄インテルとミランは、そろって逆転勝利を収めた。『Opta』がこの試合にまつわるデータを伝えた。
インテルはホームにモンツァを迎え、前半に2点を先行される厳しい展開となった。それでも、前半終了間際にマルコ・アルナウトビッチの得点で反撃の狼煙をあげると、後半に2点を加えて逆転勝利を収めた。
ミランはアウェーでレッチェと対戦した。こちらは開始早々、サンティアゴ・ヒメネスのゴールはオフサイドで取り消され、先制には至らず。その後、レッチェに2点を奪われる苦しい展開に。だが、後半からラファエル・レオンを投入するなどして巻き返し、クリスティアン・プリシッチの活躍もあって3−2で逆転勝利を飾った。
セリエAの同じ節で、インテルとミランがそろって0−2から3得点を奪って逆転勝ちを収めたのは史上初の出来事とのことだ。
さらに、ミランにとってレッチェの本拠地ヴィア・デル・マーレは“逆転劇の舞台”とも言える場所だ。ミランにとって、レッチェは2点ビハインドから逆転勝ちを収めた唯一の相手で、どちらもレッチェホームのゲームだった。1回目は2011年10月23日のレッチェ戦で、このときは0−3から4−3にひっくり返していた。
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