アントニオ・コンテ監督には感謝
ナポリのベルギー代表FWロメル・ルカクが『コッリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。ナポリでのプレーや、アントニオ・コンテ監督との関係、古巣インテルについてなど、様々なテーマについて語っている。
コンテとの関係について
「コンテと出会う前は、背を向けてプレーするのが大嫌いだった。チェルシーで彼ははっきり言ったんだ。『そこを部分を改善しなければ、私のチームではプレーできない』ってね。選択肢はなかった。でも、そのおかげで弱点が強みになった。感謝している」
ここ数年の移籍市場での混乱について
「最初の時は僕だけじゃなかった。チェルシーの構想外になっていたのはオーバメヤンやツィエクも同じだった。ユースチームのロッカールームを使わされ、何週間も待たされた。その間にいくつものオプションを断らなければならなかった。去年の夏は、ナポリへ行くつもりでいたよ」
交渉が長引いたことについて
「これがビジネスというものだよ。クラブから『要らない』と言われたら、移籍先やタイミングまで決められてしまう。でも、選手が真剣な理由で移籍を望んでも、自由にはできない。結局、ギリギリまで待たされ、消耗させられる。クラブとメディアはつながっているから、選手を追い詰めたり、誤ったイメージを植え付けるのも簡単だ。正直、信じられないようなことをたくさん見てきた。いつか若い選手たちに、誰が本当に彼らのために動いていて、誰がそうでないのかをしっかり伝えたい」
ジョゼ・モウリーニョとの関係について
「全く問題はなかった。ジョゼは勝者だ。マンチェスター・ユナイテッドとローマで一緒だったけど、彼と誰かの間で何かがあったとしても、僕は関与しなかった。彼のことを悪く言うつもりはないし、ローマではトップチームを持っていたわけではないが、決勝までチームを導いた。トルコでも素晴らしい仕事をしているし、彼の成功を願っている」
対戦して難しかったDFは?
「良い勝負をした相手はたくさんいるけど、イサーク・ヒエンは手強かった。あとはブレーメル。彼はまるで獣のようだ」
インテルとの関係について
「僕は一度もインテルを嫌いになったことはない。特にあの時期、何か話していた人がいたとしても、それは僕じゃない」
ラウタロ・マルティネスとは連絡を取った?
「いや、取っていない」
彼のことをどう思う?
「彼は素晴らしい選手で、素晴らしい人間だ。今、彼が手にしている成功はすべて努力の賜物だ。セリエAにとって、こういう選手がいることは大事だ。レベルの高い選手が多いほど、このリーグの価値も上がるね」