フェイエノールト戦でさらに評価を高めたインテルDFに辛らつ意見
インテルは5日、UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16ファーストレグでフェイエノールトに先勝した。この一戦では、アレッサンドロ・バストーニの働きが注目を集めているが、アントニオ・カッサーノは騒ぐほどのことではないと『Viva El Futbol』で語った。
インテルはウイングバックに負傷者が続出しており、本職センターバックのバストーニがこのゲームで左ウイングバックに入った。フランチェスコ・アチェルビと入れ替わりながら見事に役割を果たし、さらに評価を高めている。
配信内でダニエレ・アダーニとニコラ・ヴェントラがバストーニを称える中、リモート参加のカッサーノは異を唱えた。
「もしバストーニを強い選手で、ワールドクラスだと言い出したら、それはおかしい。オレに言わせれば、バストーニは大した選手じゃない。さらに、彼を対人最強みたいに言い出したらもう話にならない」
「スーペルコッパでも彼はミスを連発したし、ここ数年の中でも今季は特にミスが多い。イタリア国内では、インテルはまるで別の競技をやっているようなものだから、守備の評価が甘いんだ。オレがDFを評価するときは、50メートル後ろにスペースがある状況で、1対1の守備ができるかどうかで判断する」
「でも、バストーニは5バックの一角でプレーしていて、ほとんどマンマークをしない。独りでディフェンスラインを統率するようなタイプでもない。だから彼を“現代のDFの象徴”みたいに言うのは無理があるってもんだ」