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インザーギ、フェイエノールト戦快勝に満足も「第1ラウンドを取っただけ」

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

「三冠? 前を見すぎるのは良くない」

インテルは5日、UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16ファーストレグでフェイエノールトと対戦し、敵地で2−0の勝利を収めた。シモーネ・インザーギ監督が試合後の会見と『PrimeVideo』で残したコメントを『FcInterNews』が伝えている。

【インテル採点】敵地でリード。フェイエノールト戦の高評価と低評価は?

バストーニは完璧な試合をし、ラウタロとテュラムがゴールを決めた

「我々にとってFW陣は非常に重要だ。素晴らしい試合をしてくれたし、タレミやアルナウトビッチも良い入り方をした。カンピオナートとカップ戦ではコレアも戻ってくるし、FW陣が万全でいることがどれだけ大切かは分かっている」

「テュラムはまだ痛みを抱えながらプレーしているが、しっかりと取り組んでいる。サイドの選手たちも素晴らしかった。バストーニ、アチェルビ、左サイドに入ったビセックも、本当によく貢献してくれた。簡単な試合ではなかったが、まずはファーストレグを勝ち取ることができた。セカンドレグは火曜日にサン・シーロで戦う」

この試合でアタランタ戦に向けてエネルギーを回復できる?

「まったく違う。そんな考え方をしたら、それこそ最悪の一歩目だ。我々はチャンピオンズリーグで戦うのが好きだし、ここまで来るために何を積み上げてきたかを理解している。ファーストレグに勝ったが、セカンドレグはさらに重要になる。サン・シーロでは、マンチェスター・シティに3ゴールを奪ったチームを相手にするのだから、最大限の注意が必要だ」

今後のシーズンでGKの起用法は?

「ゆっくりと判断していく。ジョゼップ・マルティネスは素晴らしいプレーを見せたし、彼の実力を疑う人はいないだろう。冷静に対応し、うまく適応したのは見事だった。インテルのGKを務めるのは簡単なことではないし、サン・シーロでプレーするのも同様だ。彼には経験豊富なGKがそばにいるし、状況を見極めながら決めていく。ただ、ゾマー、マルティネス、ディ・ジェンナーロ、そしてユースリーグでの勝ち上がりに貢献したカリガリスにも満足している。今日プリマヴェーラでプレーしたカリガリスはPK戦で決定的な役割を果たしたんだ」

インテルは三冠を狙っている?

「満足しているし、前に進み続けたい。ただ、先のことを考えすぎるのは良くない。我々は競争力のあるチームであり続けたいし、自分たちの歩みを理解している。どの試合でも相手は我々を倒そうと全力を尽くしてくる。インテルであることの意味は理解しているし、今の状況を楽しみながらも、ライバルたちが必死に挑んでくることは忘れていない」

アタランタ戦にディマルコの回復は間に合うのか? モンツァ戦では誰が復帰できる?

「カルロス・アウグストとザレフスキは戻れる可能性が高い。だが、ディマルコとダルミアンについては、少なくとも次の3試合は難しいと思う。それでも、信頼できるスタッフがいるし、この状況を乗り越えられると信じている」

ジエリンスキとアスラニは期待通りのプレーをした?

「間違いなくね。彼らの能力には何の疑いもなかった。監督の仕事は選択をすること。彼らは素晴らしい試合をしてくれた。チャルハノールとムヒタリャンはナポリ戦でプレーしていたから、バランスを崩さずに少し変化を加えたかった。我々はこうして試合を重ねられることを楽しんでいる。この調子で続けていきたい」

選手たちはあなたを信頼している様子

「それが何より重要なことだね。選手たちの献身的な姿勢がある。バストーニもチームのために動き、アチェルビとポジションを入れ替えながら左サイドで素晴らしいプレーをしていた。彼は世界クラスのDFでありながら、チームのためにどう動くべきかを理解している。我々監督が求めるのは、まさにこういう姿勢だ」

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