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インザーギ「ゾマーが回復したがマルティネスが先発」。フェイエノールトを警戒するインテル指揮官

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

「左サイドは厳しい状況だが、バストーニやアチェルビのような左利きの選手がカバーしてくれる」

インテルは5日、UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16ファーストレグでフェイエノールトと対戦する。シモーネ・インザーギ監督が4日、記者会見や『スカイ』、『インテルTV』でコメントを残した。

ファーストレグの重要性

「サン・シーロでの試合が控えているが、この熱狂的なスタジアムで良い試合をしなければならない。監督が変わったとはいえ、フェイエノールトはチャンピオンズリーグでバイエルン、ミラン、シティと対戦し、素晴らしい結果を残してきた。集中する必要がある」

システム変更について考えたことは? バストーニはどんな役割を果たせる?

「バストーニは大いに助けになってくれるだろう。どのチームも、自分たちのプレースタイルに基づいてビルドアップするものだ。ボールを持っているとき、相手が持っているとき、それぞれの状況で動き方が変わる。例えば、右のウイングバックが前に出たとき、守備は実質4バックになることが多い」

明日の先発GKは?

「ゾマーは素晴らしい仕事をしてきたし、すでに完全に回復している。でも、明日はマルティネスがプレーすることになるだろう」

明日のメンバー選びはどう考えている?

「我々は厳しい状況にある。それは分かっている。ただ、今はシーズンの重要な時期だ。ナポリ戦での欠場者に加え、ディマルコも離脱した。左サイドは厳しい状況だが、バストーニやアチェルビのような左利きの選手がカバーしてくれるだろう」

インテルはあなたが監督に就任してから、チャンピオンズリーグで59.5%のクリーンシートを記録している

「素晴らしい数字だね。チームの成功は守備面にかかっていると言っていい。守備というとディフェンスラインのことだけを考えがちだが、実際にはフォワードも含めたチーム全体の働きが重要になる」

どんな試合展開を予想している?

「フェイエノールトはフィジカルが強く、クオリティのあるチームだ。このスタジアムの雰囲気も簡単ではない。ラツィオにいたとき、2000年にここでプレーしたことがあるが、本当に熱いスタジアムだった。監督は変わったが、彼らはリーグ戦でもチャンピオンズリーグでも良い試合をしている。1週間後にはセカンドレグが控えているが、まずは明日の試合に全力を尽くす。選手たちはこの1日半で素晴らしい準備をしてくれた」

テュラムとチャルハノールの状態は?

「テュラムは通常通りトレーニングをこなしている。チャルハノールも今朝チームと一緒に練習した。中盤の選手は全員そろっているので、誰を起用するかはまだ決めかねている。一方で、ほかのポジションについては、明日のウォームアップを見て判断することになる」

試合数が多いことに不安はある?

「3つの大会を戦うのは素晴らしいことだし、試合をこなすのは好きだ。毎年、同じように挑んできた。勝利を目指し、競争力を維持し、ファンやクラブに喜びを届けたい。その中で、今は左サイドに大きな問題を抱えている。5人いるウイングバックのうち、左でプレーできる4人が同時に負傷するなんて、監督になってから初めての経験だ。でも、ここに至るまでの努力を考えれば、我々は自信を持って進んでいく」

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