フェイエノールト戦に向けて試行錯誤
インテルはUEFAチャンピオンズリーグのフェイエノールト戦でシステムを変更するのだろうか。4−4−2採用の可能性はあるが、3日時点で『スカイ』は3−5−2の継続を予想している。ただし、サプライズもありそうだ。
インテルは現在、ウイングバック5人のうち4人が負傷離脱中で、起用可能なのはデンゼル・ドゥンフリースのみという緊急事態だ。そこで、ここ2試合で一時的に試した4−4−2を本格的に使う可能性が話題になっている。
ナポリ戦ではドゥンフリースを左サイドに移すことで対応したインテルだが、『スカイ』によると、アレッサンドロ・バストーニを左ウイングバック起用する案が浮上しているとのこと。ダヴィデ・フラッテージもテストされているが、現時点で良い解決策とは考えられていないという。
4-4-2の場合は、最終ラインは右がバンジャマン・パヴァール、左がバストーニ、中盤の右はドゥンフリース、左にヘンリク・ムヒタリャン、ピオトル・ジエリンスキ、マルクス・テュラムの誰かになるという。右サイドが基本的に高い位置を取り、バストーニが中央に寄せることで普段のシステムに近づける意識のようだ。
4−4−2の方がウイングバック不在の穴を埋めやすいものの、やはりシステムの変更は混乱を招く可能性もあるだけに、バストーニの役割を変える形で対応する可能性が高い。
