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インザーギ「こういう時期。引き分けを受け入れる」負傷者の状態も語るインテル指揮官

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

ディマルコは軽傷、チャルハノールは…

インテルは1日、セリエA第27節でナポリと対戦し、1−1で引き分けた。シモーネ・インザーギ監督が試合後、『DAZNイタリア』と記者会見でコメントを残している。『FcInterNews』が伝えた。

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デンゼル・ドゥンフリースのハンド疑惑

「マクトミネイがドゥンフリースに対して犯したファウルの場面をまだ見ていないので確認したいと思っている。興味があるんだ。試合は明らかに難しかった。前半は拮抗していて我々は良いプレーができたが、後半は少し問題があった。ナポリは成長していて、我々はもう少しラインを上げるべきだったが、相手の方がフレッシュで、それが苦しむ要因になった。87分までは耐えていたが、あの失点の場面ではもっとうまく対応するべきだった。ディマルコを交代させなければならず、パヴァールを右に置くことになったが、選手たちは火曜日に試合をしたばかりの中でも全力を尽くしてくれた。ナポリ、アタランタ、ユヴェントスが素晴らしいシーズンを送っているが、我々も前に進んでいく」

直近の試合で最後の15分間に10失点しているが、その原因をどう考えている? 直接対決でうまくいかなかった理由は?

「直接対決では完璧でなければならないが、我々はそうではなかった。失点の場面ではロボツカにペナルティエリアに入らせてはいけなかったが、その後は連鎖的に起きたミスだ。年間40試合も戦うと、こういうデータが出ることもあるが、それでも我々はこの点に関してしっかり取り組んでいる」

守備が圧力を受けている中で、交代選手の影響が少なかったように見える。チームの苦しみを軽減する助けにはならなかったのでは?

「こういう試合に途中から入るのは簡単ではない。選手たちは助け合おうとしていたが、ナポリは試合を通じてフィジカル的に成長していった。ほかの試合でもそうだった。4-4-2にしようとも考えたが、幅をしっかりカバーする必要があったので、パヴァールとドゥンフリースをウイングバックとして適応させる形を選んだ」

ディマルコが交代した後、ピッチ上で混乱があったように見えたが、選手たちは自分の役割を理解していなかったのか?

「最初はドゥンフリースがあの位置にとどまり、4-4-2の形で彼がスピナッツォーラに対応する予定だった。しかし、ナポリが幅をしっかり使っていたので、試合の流れに応じて調整し、ドゥンフリースを左に置いて最後まで戦う判断をした」

後半の疲労の影響はどれほどあった? また、負傷者の状況はどれほど影響している?

「間違いなく影響はあった。すでに我々は非常事態だったが、ディマルコとチャルハノールが前半終了時に交代を求めてきた。少しはプレーを続けようとしたが、うまく走ることができなかった」

「今はそういう時期だ。選手たちは素晴らしいチームを相手に全力を尽くした。特に後半、ナポリは大きく成長した。我々はこの引き分けを受け入れる。失点の場面ではもっと良い対応ができたはずだ。しっかり見直して分析する。ドゥンフリースを左のウイングバック、パヴァールを右のウイングバックで起用するのは、ナポリが相手だということを考えるとリスクがあったが、ほかに選択肢がなかった」

この勝ち点1はスクデット争いにどれほど影響する?

「我々はみんな接戦の中にいる。まだまだ開かれたリーグだ。ラツィオやユヴェントスも十分に巻き返せる可能性があるが、私は楽観的に考えている。フェイエノールト戦でも問題は続くが、選手たちは素晴らしい姿勢を見せてくれている」

負傷者の最新情報は?

「ディマルコとチャルハノールの状態は良くない。ディマルコは深刻ではないと思うが、チャルハノールはひざを打撲した。カルロス・アウグストほど重くないことを願っているが、ロッテルダムでの試合には間に合わないかもしれない。ディマルコは様子を見よう。ダルミアンとザレフスキは確実に出られない」

今後は今日の試合で見せた姿勢を維持して戦うべきか?

「間違いなくそうだ。我々はこの姿勢を持ち続けなければならない。その後に代表ウィークがあり、そこで選手を回復させることができることを願っている。現実として、我々は厳しい状況にある。5人のウイングバックのうち4人が離脱している」

アレッサンドロ・バストーニの交代の理由は?

「バストーニは交代を求めていない。ビリングが入ってきて相手が高さを増したので、デ・フライを入れた。アチェルビとどちらにするか迷ったが、あのエリアでの対応に苦戦していたので決断した。バストーニは問題ない。だが、あのポジションでは我々にとって難しい状況だった」

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