チーム一丸でナポリ撃破を目指すインテル
インテルのシモーネ・インザーギが2月28日にナポリ戦の前日会見を行った。会見後、『DAZNイタリア』でもコメントを残し、首位攻防戦への意気込みを語った。
勝ち点1のリード。引き分け狙いはあり得る?
「絶対にない。それぞれの試合をしっかり戦うだけだ。結果はピッチが示す」
コンテはインテルとの差を40ポイント縮めたと話していたが、今のナポリで最も警戒する部分は?
「彼らの歩んできた道のりだ。優れたチームであり、素晴らしい監督が率いている。彼らは今の順位にふさわしい結果を出しているし、インテルやアタランタと同じように良いシーズンを送っている。ユベントスやラツィオも忘れてはならない。7月13日の時点で、今シーズンは最後まで競り合う展開になると予想していた」
テュラムは回復したが、先発の可能性は?
「ここ2日間は良いトレーニングができている。水曜日のコッパ・イタリア後は部分的な練習だったが、状態は良さそうだ。まだほかの選択肢も考えているが、ポジティブな感触を得ている」
インテルは首位で、チャンピオンズリーグでは唯一のイタリア勢、さらにコッパ・イタリア準決勝にも進出している。もし“3冠”という言葉を出したら、それは隠すべきものか、それともモチベーションにつながる?
「大きなモチベーションになるね。選手たちには称賛を送った。すべての目標を追い続けられていることは大きな成果であり、ヨーロッパでも数少ないチームの一つだ。これだけの試合をこなしながら集中力を保つのは簡単なことではない」
今後3週間でアタランタ、フェイエノールト、モンツァとの対戦がある。ワクワクする?
「ワクワクするのと同時に、体力的には厳しい。さまざまな言葉で表現できる状況だが、何よりも選手たちがここまで築いてきた道のりを誇りに思っている。試合数は多いが、シーズン当初からの目標は『限界を設定しない』ことだった。できるだけ先へ進むために、2日半ごとに対戦相手が全力でぶつかってくる中で戦い続けなければならない」
試合前、選手たちにどんな言葉をかける?
「『一つのチームとして戦おう』ということだ。これはつまり、先発も途中出場の選手も含めて、全員が試合に関わるということ。我々はこれまでの40試合を通じて、全員が一体となって戦うことの重要性を実感してきた。こうした強敵相手の試合では、チーム全体として戦わなければならない」