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コンテ、システムは明かさず「形だけの戦術には意味がない」

インテル戦は「現在地を知る良い機会」とナポリ指揮官

ナポリは1日、セリエA第27節でインテルとの首位攻防戦に臨む。最近はやや調子を落としているナポリだが、アントニオ・コンテ監督は、あくまで挑戦者であることを強調しつつ、首位返り咲きを狙っている様子だ。『DAZNイタリア』のインタビューで次のように語った。

首位攻防戦戦

「インテル、ミラン、ユヴェントスのようなチームと対戦するのは、いつも特別なものがある。これらはトップクラブであり、素晴らしい試合が生まれる。こういう試合は、我々にとっても大きな刺激となり、対戦への意欲を掻き立てる。我々は首位のチームと対戦することになるが、自分たちの現在地を知る良い機会だ。相手が強いことは分かっているし、難しい試合になるだろう」

これはスクデットをかけた直接対決?

「順位表を見れば、そう言えるだろう。残り12試合の時点で、我々はインテルの1ポイント後ろにいる。そのすぐ後ろにはアタランタも控えている。順位争いは拮抗しており、1試合ごとの結果が非常に重要になってくる。我々はこの立場を勝ち取ったし、それに見合うプレッシャーもある。ただ、このプレッシャーはポジティブなものとして受け入れるべきだ。選手たちには、恐れずにこの試合を戦ってほしい」

システムを4-3-3に戻す可能性は?

「今のカルチョにおいて、フォーメーションにそれほど意味はない。試合中に守備と攻撃の形を変えるのは普通のことだ。大切なのは、選手たちがピッチ上で何をすべきかをしっかり理解し、それを確信を持って実行すること。形だけの戦術では意味がないし、そういうサッカーは我々の目指すものではない」

ナポリの街ではどんな雰囲気を感じている?

「落胆している雰囲気は全く感じない。それどころか、ナポリの本当の魂を感じている。この街に住んでいると、ティフォージがチームを信じ、全力を尽くすことを求めているのが分かる。過去の成功により期待が過度に膨らんだ時期もあったが、今は現実を見据えて、どこまでいけるか挑戦しようという姿勢が伝わってくる」

「日曜日の試合では、スタジアムが全力で後押ししてくれることを期待している。ナポリのユニフォームを着る選手たちは、常に全力を尽くさなければならないし、それをティフォージも求めている。どこまで行けるかは分からないが、選手たちはすべてを出し切るし、私も彼らが誇りを持てるよう全力を尽くすつもりだ。最後まで一丸となり、最大限の結果を目指して戦い抜く」

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