ラツィオ戦でのパフォーマンスが高評価
インテルは3月1日のセリエA第27節でナポリと対戦する。『FcInterNews』は、ピオトル・ジエリンスキに焦点を当て、この一戦のカギを握る可能性があるとした。
ジエリンスキは昨季限りでナポリとの契約が満了し、フリーでインテルに加入した。インテル加入後は決定的な活躍とは言えないものの、25日のラツィオ戦では見事な働きを見せ、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の採点で6.5と高めの評価を受けている。
ナポリ戦の先発は、いつもどおり、ハカン・チャルハノール、ニコロ・バレッラ、ヘンリク・ムヒタリャンになる可能性が高い。ただ、チャルハノールはまだ万全のコンディションではなく、ムヒタリャンも好調とは言えないだけに、ジエリンスキの途中出場が試合にアクセントを加えるかもしれない、と期待されている。
インテルは現在、ウイングバックに負傷者が相次いでおり、本職のサイドはフェデリコ・ディマルコとデンゼル・ドゥンフリースのみ。シモーネ・インザーギ監督はラツィオ戦の後半で4−4−2のシステムを試しているが、そのときもジエリンスキの戦術的な柔軟性はチームの役に立っていた。
同メディアは、ラツィオ戦のジエリンスキを「真のジエリンスキ」と評し、「シモーネ・インザーギの武器庫に新たな毒矢が加わった」と記した。
