インテルが首位に浮上
ナポリは23日、セリエA第26節でコモと対戦し、1−2で敗れた。この結果、ナポリは前日のジェノア戦に勝利して首位に立ったインテルを抜き返せず、2位に陥落している。
ナポリはアミル・ラフマニのミスで先制を許し、その後一度は追いついたものの、コモに勝ち越しを許した。アントニオ・コンテ監督は、チームの精神的な疲労を指摘。試合後の会見で次のように語った。
「前半はとても良かったと思う。だが後半は強度高く試合を進めたかったが、それができなかった。まるで別のチームがピッチに出てきたようだった。後方からのプレーも消極的になった」
「メンタル面で乗り越えなければならない段階があり、そのためには時間も必要だ。繰り返すが、後半はアプローチもメンタリティもレベルが低かった。良くない出来で残念だ。私は監督としてメンタル面を考える責任があるが、同時に自分にできることにも限界がある」
一方、コモのセスク・ファブレガス監督は、さらに自信を深めている。
「アタランタ、インテル、ラツィオとの試合内容を忘れてはいけない。負けはしたが、非常に素晴らしい戦いをしていた。チームはより粘り強くなり、自分たちをもっと信じられるようになっている。また、守備面でも、ピッチのさまざまなエリアで求められる動きが格段に良くなっているね」