証拠不十分で出場停止処分は回避か
16日に行われたセリエA第25節のユヴェントス対インテルは、1−0でホームのユヴェントスが勝利を収めた。インテルは首位浮上を逃しただけでなく、ラウタロ・マルティネスに処分の可能性があるのではないかと話題になっている。『プレッシング』などが伝えた。
SNSなどで注目を集めているのは、ラウタロ・マルティネスの試合後のシーンだ。ピッチ上で怒りを爆発させているインテルのカピターノは、どうやら冒涜的な言葉を発しているように見える。
証拠がなく処分なし?
多くのイタリア人は、ラウタロ・マルティネスの口の動きから、彼が冒涜的な言葉を発したと確信している。だが、実際に処分される可能性は低いという見方が強まっている。
その理由は、『DAZNイタリア』が放送した動画に音声が含まれていないためだ。あくまで冒涜的発言をしていた「ように見える」だけであり、決定的な証拠があるわけではない。
過去にも同様の事例がある。昨季はローマのブライアン・クリスタンテがユヴェントス戦で同様の疑いが生じたものの、音声は確認できなかったため、処分は下されなかった。そのため、ラウタロ・マルティネスに処分を科すことは難しいとみられている。