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インザーギ「直接対決でもっとギアを上げなければ。今のやり方では不十分」

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

ユヴェントス戦を落として落胆のインテル指揮官

インテルは16日、セリエA第25節でユヴェントスと対戦し、0−1で敗れた。シモーネ・インザーギ監督が試合後、会見と『DAZNイタリア』でコメントを残した。『FcInterNews』が伝えている。

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前半のチャンスを逃したことと、ユヴェントスのフィジカルに対抗できなかったこと、どちらが悔しいか

「悔しさもあるし、失望もある。選手たちは勇気を持って戦ったが、もっと決定力を高め、ゴールを決めるべきだった。前半をリードして終えなければならなかったが、後半の入り方が前半とは違ってしまった。そして、試合の流れが落ち着いたタイミングで失点してしまい、それが響いた。大きなことを言うつもりはないが、目標達成のためには今のままでは不十分だ」

後半16分で3人を交代させたのは戦術的な判断か

「後半は、前半ほどのプレーができていなかった。ユヴェントスが勢いを増すことは分かっていたが、こちらの動きがスムーズではなくなっていた。ただ、失点した瞬間はちょうどチームが立て直しを図っていたところだった。ザレフスキに大きなチャンスがあったが、それを決められず、その後失点してしまった。今夜の試合はフィオレンティーナ戦とはまったく別のものだった。大きなことを言うつもりはないが、特に直接対決ではもっとギアを上げる必要がある」

ゴール前の最後の判断を誤る場面があったが、その原因は?

「もっと精度を上げなければならない。これまで9年間このチームを見てきたが、今日のように多くのチャンスを無駄にした試合は記憶にない。この敗戦は痛いし、だからこそ、もっと良い準備をし、より良いプレーをするための糧にしなければならない。この試合には強い思いを持って臨んだし、まだ上位には食らいついているが、特定の試合ではもっとリズムを上げる必要がある」

ナポリ戦はリーグ戦の行方を左右する試合になるか?

「今回と同じくらい重要な試合になる。ただ、その前にジェノア戦とラツィオ戦がある。その後、直接のライバルとの大事な一戦が控えている。今夜の試合よりも良い結果を出せるように準備したい」

前半と後半の違いを踏まえて分析をしてほしい

「前半は非常に良い内容だったが、決定力を欠いた。後半は前半と同じような入り方ができなかった。距離感を修正して立て直したタイミングで失点してしまった。痛みを伴う敗戦で、フィオレンティーナ戦とはまた違った意味で厳しいものだ」

強豪相手に苦戦している。なぜこれほど苦しんでいるのか?

「直接対決での戦い方を変える必要があるのは明らかだ。これまでのシーズンでは良い結果を出していたが、今季は足りていない。今のやり方では不十分だということがはっきりしている。このことは選手たちにも伝えた。今日は決定力が足りなかったが、これほど多くのチャンスをつくった試合は、このスタジアムで長年戦ってきた中でも記憶にない。敗戦は痛いが、これを糧にしてもっとハードワークし、成長していくしかない。現状の取り組みではまだ足りない」

繰り返してしまっているミスはあるか?

「特定のミスが続いているわけではない。むしろ、フィジカル面では今夜のチームは非常に良い状態だった。組織的で意志の強い試合をしたが、つくったチャンスをもっと決めきるべきだった。サッカーは甘くない。決めるべき場面で決められなければ、代償を払うことになる」

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