コミュニティもよろしくお願いします【Discordはこちら】

ナポリ、3連続ドローもコンテは前向き「どこからスタートしたかを忘れてはいけない」

インテルに首位浮上のチャンス

ナポリは15日、セリエA第25節でラツィオと対戦し、2−2で引き分けた。アントニオ・コンテ監督が試合後の会見と『DAZNイタリア』でコメントを残している。『TMW』が伝えた。

立ち上がりにグスタフ・イサクセンに強烈なミドルシュートを叩きこまれて先制を許したナポリは、その後逆転に成功したが、終盤にブライユ・ディアに同点弾を決められ、3試合連続の引き分けとなった。

ナポリはこれで3試合連続のドロー。翌日のイタリアダービーでインテルがユヴェントスを下すと、首位が入れ替わる状況となった。

コンテ監督は試合後、次のように語った。

「3回の引き分けのうち2回は、強豪相手にオリンピコでの試合だった。この結果は前向きに捉えるべきだ。自分たちがどこからスタートしたかを決して忘れてはいけない。今日は悪い流れを止めることができた。もっと喜べる結果にしたかったが、これがサッカーだ。感情や外部の影響に流されることなく、最大限の努力をすることが大切。自分たちが首位にいるためにどれだけ努力したかは、誰よりもわかっている。今の成績は本当に素晴らしいし、それを誇りに思うべきだ」

「もちろん悔しさはある。ただ、パフォーマンスには満足している。15日間でオリンピコで勝ち点4を落とした。それでも、自分たちは困難があっても諦めないことを示せた。このチームの精神は本当に素晴らしい。どんな障害も乗り越えようとする意志がある」

「このメンタリティがなければ、今の順位にはいられなかった。この順位は、今自分たちがやっていることを考えれば驚異的だ。誰かは違う意見を持つかもしれないが、今日は4度目のシステム変更にもかかわらず、良い試合ができた。サッカーを理解している人なら、7カ月で4つの異なるシステムを試すことがどれほど大変なことかわかるはずだ。自分たちは簡単に倒されるチームではないと言ってきたが、それを示せたと思う」

新しいシステムの適応は?

「どんなシステムであれ、適応するには時間がかかる。ネレスの負傷に加え、スピナッツォーラとオリベラも離脱したことで、やむを得ず適応しなければならなかった。分ジョルノも2カ月以上ぶりの復帰で、4バックに組み込むのは簡単ではなかったが、選手たちはよくやってくれた」

「どんなシステムであれ、共通するプレー原則はある。それをベースに試合を組み立てた。3センターは崩さず、中盤の選手たちの特性を活かす形にした。今後、このシステムをどの程度使うかは様子を見ながら判断する。すべてはチームのために決めることだ。今日はチームのためにポリターノを外したが、途中出場させた。この状況では彼は左よりも右で使う方が適している。マッツォッキは70分に交代を希望していたが、10分間プレーを続けさせ、そこで別の選択肢を考えた。ラファ・マリンにも称賛を送りたい。彼は真面目な選手で、今日デビューを果たした。このチームは本当に素晴らしく、困難を乗り越える力を持っている」

ラツィオ対ローマ:ハイライト動画

セリエA公式YouTube

この記事が気に入ったら
フォローしてね!