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インザーギ「テュラムは微妙」。判定に関する報道には苛立ち

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

「インテルに関することは何日も議論される」とインテル指揮官

インテルのシモーネ・インザーギ監督が15日、翌日に行われるセリエA第25節ユヴェントス戦の前日会見に臨んだ。

負傷者の状態とメンバー選び

「幸い、いくつかの選択肢に迷っている。今日の練習後に判断する。ディマルコとドゥンフリースは復帰予定で、テュラムについては今日の状態を見極める。まだ少し痛みを感じていて、ここ数日は別メニューで調整していた。彼がどんな感触を持つかを見て決めるが、現時点では難しいかもしれない。月曜日、フィオレンティーナ戦での接触後はプレー可能と言っていたが、結局途中で交代せざるを得なかった。この数日間、治療を続けてきたが、試合で貢献できるかは様子を見る必要がある。ほかのFW陣は順調で、アルナウトビッチもチーム練習に復帰した。コレアも回復し、タレミも良いトレーニングを積んでいる。最終調整の後にメンバーを決める」

ユヴェントスの印象

「クオリティの高いチームで、直近3連勝中だ。PSV戦では非常にアグレッシブな戦いを見せたが、その前の試合では少し落ち着いていた。試合の中でプレッシングの強度を変えられるチームだ」

フィオレンティーナ戦のような入りが求められる

「直接対決は非常に大事。このような試合で、まだ達成できていないレベルへ引き上げる必要がある。内容の良い試合はしているが、ミラン戦とフィオレンティーナ戦は敗戦にふさわしい出来だった。それ以外の試合は良いパフォーマンスを見せているが、完璧ではなかったね」

スクデット争いが過熱している。メディアの影響もあるのか

「ミラン戦後、私は怒りを感じた。4~5回も疑問のある判定が続けば、人間だから当然そうなるものだ。だが、インテルに関することはほとんど話題にならない。私は注意を喚起したが、実際月曜日にも証拠があった。我々に与えられたCKのボールがラインを割っていたことについて、いまだに議論されている。一方で、レヴァークーゼン戦では、オフサイドの判定ミスで相手にCKが与えられ、それが試合を決定づけたが、その時は誰も何も言わなかった。その結果、グループステージで順位が下がり、経済的にもダメージを受けた。インテルに関することは何日も議論されるが、逆の立場ではほとんど触れられない。審判や監督のミスは必ず起こるものだが、私はただ自分の仕事、スタッフ、選手たちを守りたかっただけだ」

スクデット獲得は義務と言われる。ほかのチームとの扱いに違いはあるのか

「我々は自分たちの目標を持っており、スクデットを全力で守り抜くつもり。ここまでの道のりも理解している。我々、ナポリ、アタランタにはアドバンテージがあるが、ほかのチームも勝ち続けている。まだ14試合残っており、最後まで何が起こるかわからない」

前回対戦の4−4という結果はどう影響するのか

「時間は経ったが、試合を振り返った。前半は良いプレーをしていたし、攻撃面では良かった。ただ、守備面でチームとしての動きが十分ではなかったね。自分たちの手中にあった試合をミスによって落としてしまった」

最終ラインの人選は?

「全員コンディションは良い。パヴァールとビセック、アチェルビとデ・フライ、バストーニとカルロス・アウグストの組み合わせをどうするか考えている。ディマルコは復帰する。ザレフスキもここ2試合、素晴らしいプレーをしており、チームに順応してきている」

控えの選手が先発すると、どんな影響があるのか

「違いはある。私は先発の方が好きだったが、途中出場は試合によって難しい場合もある。ただ、幸いにも質の高い選手がそろっている。アルナウトビッチは月曜日に良いパフォーマンスを見せた。タレミも最後の15分で良い動きをしていたし、レッチェ戦での負傷も回復傾向にある。全員をベストの状態に持っていきたい」

ハカン・チャルハノールがまだ本調子ではない

「キャリアであまり経験のない小さな問題が続き、少し停滞していた。だが、最近のプレー時間でコンディションは上がっている。もうすぐ本来の姿を取り戻せるはずだ」

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