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【インテル採点】3カ月ぶりスタメンのアチェルビが本来の輝き。評価が分かれたのは…

フィオレンティーナにリベンジ

インテルは10日、セリエA第24節でフィオレンティーナと対戦し、2−1で勝利を収めた。インテルは先週、セリエA第14節延期分のゲームでフィオレンティーナに0−3と完敗していたが、サン・シーロで無事リベンジに成功。勝ち点3を加えて、首位ナポリとの勝ち点差を1とした。

審判の判定やマルクス・テュラムの負傷交代なども注目されたこの一戦。インテルの選手の主な採点を紹介する。

インテル、フィオレンティーナ戦の採点

フランチェスコ・アチェルビ

FcInterNews:7 — 37歳の誕生日に約3カ月ぶりの先発復帰。4日前にインテル守備陣を苦しめたケーンとの対決となったが、全くブランクを感じさせないプレーぶり。正確なカバーリングと的確なインターセプトで、かつての輝きを取り戻した。
TMW:7 — 79日ぶりの先発フル出場。ケーンのようなタイプのFWとのマッチアップは得意としており、堂々としたプレーを見せた。

ラウタロ・マルティネス

FcInterNews:7 — 開始1分でデ・ヘアを脅かし、積極的な姿勢を示したが、運悪くクロスバーに阻まれる。しかし、すぐに反撃し、ポングラチッチのオウンゴールを誘発。試合を通して攻守にわたり圧倒的な存在感を発揮し、4日間の悔しさをすべてプレーにぶつけた。
TMW:6.5 — 立ち上がりから鋭いシュートでゴールを狙い、オウンゴールを誘発。試合を通じてフィオレンティーナ守備陣に大きなプレッシャーをかけ続けた。

マルコ・アルナウトビッチ

FcInterNews:6.5 — 予想外の早い交代出場だったが、それがむしろ良い方向に作用。ピッチに入るや否やデ・ヘアにセーブを強いるシュートを放つ。後半にはカルロス・アウグストのクロスを決め、試合にしっかりと入り続けた。
TMW:7 — シンプルに「入って、決めて、仕事完了」。追加点となるゴールを奪い、試合を決定づけたが、その後軽い違和感を覚えて交代した。

ニコロ・バレッラ

FcInterNews:6.5 — 驚異的なバイシクルシュートでスタジアムをどよめかせるも惜しくも得点ならず。フリーキックでも好機をつくった。試合を通して細かいプレーを積み重ね、攻守に貢献。イエローカードを犠牲にしてケーンとの危険な競り合いを回避。
TMW:7 — 圧巻のバイシクルシュートは惜しくも決まらなかった。中盤の中で最も躍動し、攻守にわたりチームを引っ張った。

ハカン・チャルハノール

FcInterNews:6 — 前半終了間際に不要なイエローカードを受け、ハーフタイムで交代。直前の試合とは異なり、試合に入れていたが、プレーの安定感は本来のレベルには及ばず。
TMW:6 — フィオレンティーナ戦や前節のダービーと比べると持ち直したものの、まだ本来の司令塔としてのプレーには達していない。前半終盤の苛立ちもあり、インザーギは交代を決断。

ヘンリク・ムヒタリアン

FcInterNews:7 — フィオレンティーナ戦での低調なパフォーマンスから大きく改善。積極的にボールを受け、攻撃の起点となった。通常よりも難易度の高いプレーにも挑戦し、運動量も豊富。まるで疲れを知らないかのようなプレーぶり。
TMW:5.5 — 良いプレーもあったが、軽率なプレーも目立った。前半にはマンドラゴラに対する危険なファウルもあり、試合全体を通して落ち着きに欠けた。

シモーネ・インザーギ監督

FcInterNews:7 — フィオレンティーナ戦の敗戦からの反発を求め、それを見事に引き出した。試合のほとんどをインテルが支配し、スコア以上の内容だった。イエローカードを受けたチャルハノールを交代させる決断も的確。テュラムの負傷は不運だったが、アルナウトビッチを精神的に復調させたことは大きな成果。
TMW:6.5 — インテルの「美しく圧倒的な」サッカーはまだ戻っていないが、この試合は闘志と反発心が求められる場だった。その点ではチームは期待に応え、コンテの記録にあと1勝と迫った。交代選手の活躍もあり、チームの立て直しに成功。

インテル対フィオレンティーナ:ハイライト動画

セリエA公式YouTube

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