ベテランCBの契約延長交渉にも言及
代理人のフェデリコ・パストレッロが5日、『ラジオ・スポルティーヴァ』のインタビューに応じ、今冬の移籍市場を振り返った。『FcInterNews』が取り上げている。
今冬最大の取引はヴィトール・レイス(パルメイラス→マンチェスター・シティ)
「この冬で一番の大きな案件だった。全体的にとても良い市場だったが、この移籍によってスペシャルなものになった。ヴィトール・レイスは2019年に私がブラジルで立ち上げたプロジェクトで最初の大物選手だ。現在、私はブラジルに3つのオフィスを構えており、このシステムで大きな成果を上げている。レイスにはヨーロッパ中からオファーがあった」
イタリア勢には高すぎたのか
「正直に言うと、インテルが動いていた。彼らはレイスを高く評価した。ただ、プレミアリーグの強豪が動いたことで移籍金が跳ね上がったんだ。イタリアでは、2006年生まれの選手にこの額(『transfermarkt』では3700万ユーロ)は出せない。とはいえ、3年後には価値が3倍になっているだろうけどね」
フランチェスコ・アチェルビとステファン・デ・フライの契約
「現時点でどちらも交渉はない。インテルは決められた期限内に延長をするオプションを持っている。だから、クラブの決断を待っているところだ。オプションが行使されれば残留、されなければ新天地を探すことになる」
「インテルはヨーロッパ屈指のクラブで、ほとんど全ての選手にとって夢のクラブだ。彼らも残留を望んでいると思う。ただ、プロである以上、まずは試合に集中して、契約のことはそのあとに考えるべきだろう」
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ヨヌーツ・ラドゥのヴェネツィア移籍
「金曜日の試合前に会ったが、彼は不安そうだった。GKは特殊で、補強するかしないかの二択しかない。2人のGKがいるチームが3人目を獲るというのはないものだ。ただ、フィリップ・スタンコビッチの負傷という残念なことが起きたことでラドゥにチャンスが巡ってきた。2人は友人だから、ラドゥは新天地が見つかってうれしい反面、友達の負傷を残念に思っているだろう」