インテル育ちの大型MFはラツィオではなくトリノに加入
インテルのプリマヴェーラで育ったチェーザレ・カザデイは、今冬の移籍市場でチェルシーからトリノに移籍し、イタリアに復帰した。ラツィオも獲得に乗り出していたが、なぜトリノだったのか。4日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで、カザデイが次のように語った。
イタリア復帰を切望していたのか
「本当に……、かなり強く思っていたよ。待ちきれなかった。何度も試みていたけど、いろいろな理由で実現しなかったんだ。イングランドでは数シーズン過ごしたけど、それもすごく良い経験になった。今こそセリエAに挑戦するべきタイミングだと思っていたし、それが叶って本当にうれしい」
なぜトリノ?
「最初の日から、一番強い信頼を示してくれたクラブだったからだね。特にウルバーノ・カイロ会長には感謝している。彼のおかげで、僕のイタリア復帰の夢が実現したんだ」
トゥットカンピスタという表現についてどう思う
「気に入っているよ。素晴らしい能力を示す言葉だし、自分の長所を表していると思う。でも、自分からそう名乗るつもりはないんだ。他の人に評価してもらいたいね」
プレミアリーグはどんなリーグだった?
「とてもレベルが高く、世界でも最も競争力のあるリーグの一つだ。僕はまだ少ししか経験していないけど、それでも多くのことを学べたと思う」
エンツォ・マレスカ監督から得た教えは?
「本当に多くのことを学んだ。彼からは、サッカーを見る新しい視点を教わったね」
マウリシオ・ポチェッティーノ監督からは?
「彼はすべてのことに情熱を注ぐ監督だ。その姿勢から、『何事にも強い情熱を持つことが大切だ』ということを学んだよ」
U-20ワールドカップは人生を変えた?
「いや、そうは思わない。確かに当時は僕のことが話題になったけど、自分の生活には特に影響はなかった。僕は家で過ごすことが多いし、その人気が自分自身に及ぶことはなかったからね」
セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチとの比較
「フィジカルや技術的な特徴が自分と似ていると感じる。彼は僕にとって大きなインスピレーションになっている選手だ」