ブークマ獲得に本腰か
インテルは、ボローニャのサム・ブークマに強い関心を持っている。『FcInterNews』が4日に伝えた。
記事によると、インテルはエンポリ対ボローニャに続き、ボローニャ対コモにもスカウトを派遣していた。ボローニャのサンティアゴ・カストロ、コモのニコ・パスもインテルが興味を持っている選手だが、本命はブークマだとされている。
冬の移籍市場では目立った補強がなかったインテルだが、将来に向けた動きは続いており、すでにディナモ・ザグレブのペタル・スチッチ獲得が濃厚となっている。
だが、インテルは中盤以上に守備補強の優先度が高い。ステファン・デ・フライは契約延長に向かっているようだが、今季負傷離脱が多い36歳のフランチェスコ・アチェルビは、クラブワールドカップ後の退団が有力視されており、最終ラインの若返りが急務だ。
ブークマは戦術理解と判断力、オランダ人らしいビルドアップ能力が評価されている模様。ボローニャが設定する移籍金は3000万ユーロと高額だが、インテルが本気で獲得に動いている可能性は十分にある。