イタリアの移籍市場は現地時間2月3日
イタリアの冬のメルカートは、現地時間2月3日23時59分の締め切りとなるが、最終日も様々な動きがありそうだ。特に最終日の動向に注目が集まる選手を紹介する。
ジョアン・フェリックス(チェルシー→ミラン?)
ミランはサンティアゴ・ヒメネスに加えて、チェルシーからジョアン・フェリックスの獲得にも動いている。2日時点ではクラブ間交渉が続いているとされ、3日に動きがあるかもしれない。ミランは交渉に手応えを感じており、セルジオ・コンセイソン監督に新たなプレゼントがあるかもしれない。
ミランはアルバロ・モラタがガラタサライへ移籍したが、フランチェスコ・カマルダのモンツァ行きは消滅。これはモンツァのアドリアーノ・ガッリアーニCEOが認めたもので、ズラタン・イブラヒモビッチとは合意に達したものの、ミランの判断で残留が決まった。
アラン・サン=マクシマン(アル・アハリ→ナポリ?)
今冬のメルカートでクビチャ・クバラツヘリアをパリ・サンジェルマンに放出したナポリは、後釜を探している。アレハンドロ・ガルナチョとカリム・アデイェミに興味を示していたが、現在はアル・アハリのアラン・サン=マクシマンに集中している。レンタル料300万〜400万ユーロ程度でクラブ間で大筋合意に達している模様だ。
ヴィクトル・ネルソン(ガラタサライ→ローマ?)
エンポリのサバ・ゴグリチーゼ獲得はクラウディオ・ラニエリ監督が否定していたが、どうやらガラタサライのヴィクトル・ネルソンがローマにやってきそうだ。買取オプション付きレンタルで合意に達する可能性が高いとみられる。
ニコロ・ファジョーリ(ユヴェントス→フィオレンティーナ?)
ユヴェントスはニコロ・ファジョーリ放出の可能性が再燃しており、フィオレンティーナ、ライプツィヒ、マルセイユが関心を示している。特に有力なのがフィオレンティーナのようだ。
ピエトロ・コムッツォ(フィオレンティーナ→ナポリ?)
フィオレンティーナの若手DFに対してはナポリが強い関心を示しているが、クラブ間の交渉がカギを握っている。ナポリはレンタル料500万ユーロ+買い取りオプション2500万ユーロ+ボーナス500万ユーロでオファーをしたが、フィオレンティーナの設定額は4000万ユーロとみられる。
レダ・ベラヤネ(エラス・ヴェローナ→ラツィオ)
ミランやインテル、さらにイタリア国外のクラブも獲得に興味を示していたレダ・ベラヤネは、2日夜にローマ入りしたことが確認された。3日にメディカルチェックを経て、移籍決定となる予定だ。買取前提のレンタルで、移籍時に1300万ユーロを支払うことになる模様。ラツィオは今冬のターゲットだったチェーザレ・カザデイの争奪戦でトリノに敗れていた。
また、ラツィオはデンマークのヴァイレBKからオリバー・プロフストガードを獲得することも濃厚になった。
ペタル・スチッチ(ディナモ・ザグレブ→インテル?)
タジョン・ブキャナンの放出が決まり、ローマからニコラ・ザレフスキを迎えたインテルは、大きな動きがないまま冬のメルカートを終える可能性が高い。ただ、以前から注目していたペタル・スチッチの交渉をまとめる可能性がある。
シュテファン・ポッシュ(ボローニャ→アタランタ)
ボローニャはダヴィデ・カラブリアを迎え、シュテファン・ポッシュを放出する。オーストリア人DFにはホッフェンハイムとコモが関心を示していたが、クラブ間交渉で合意に達せず、最終的にジョルジョ・スカルヴィーニが長期離脱となったアタランタに加入する。
レンタル料は100万ユーロ。買い取りオプションが700万ユーロとなっているが、アタランタは買い取りを見送った際も補償金としてボローニャに追加で100万ユーロを支払うものとみられる。
マリオ・バロテッリ(ジェノア→ヴェネツィア?)
フリートランスファーで10月にジェノアに加入したバロテッリだが、ここまで存在感を示せず、冬の移籍が取り沙汰されている。契約解除後、ヴェネツィアへ移籍する可能性などがある。