「現時点で正式な交渉はない」とインテル専門メディア
『コッリエレ・デッロ・スポルト』は1月31日、インテルのマルコ・アルナウトビッチに対して、フィオレンティーナが強い関心を示していると報じ、注目を集めている。『FcInterNews』は「一定の信ぴょう性はあるが、現時点で正式な交渉はない」とした。
フィオレンティーナは、クリスティアン・クアメのエンポリ移籍が取り沙汰されており、その後釜としてアルナウトビッチを迎えるつもりとされる。アルナウトビッチも、これまでのオファーとは異なり、即座に断らなかったことからも、交渉が進む可能性はありそうだ。
ただし、同メディアはまず給与面の合意がカギになるとしている。
フィオレンティーナは現在、アタランタからニコロ・ザニオーロを獲得することに集中している。ここに年俸250万ユーロを要求するアルナウトビッチを迎えるのは予算の都合で難しいかもしれない。
インテルは今冬にアルナウトビッチを放出する予定はなかった。このタイミングで放出した場合、適切な代役を獲得するのも難しい。ホアキン・コレアが戦力として計算できるため、新たな戦力確保には動かず、基本的には放出を避けたい考えだ。
ただし、アルナウトビッチが移籍を希望した場合は、必要以上に引き留めることはないスタンスだとされている。その場合でも、インテルは給料の一部を負担するようなことは考えていないため、やはりフィオレンティーナの予算に収まるかという問題になる。
今冬の移籍市場でトマス・パラシオスとタジョン・ブキャナンがチームを去ったインテルは、メルカート閉鎖間際に新たな動きがあるだろうか。