抽選会は31日
現地時間29日、UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ最終節が各地で行われた。イタリア勢は、ベスト16ストレートインが1チーム、ノックアウトフェーズ・プレーオフ進出がシード・アンシード合わせて3チームとなった。
4位で最終節を迎えたインテルは、サン・シーロでモナコと対戦。立ち上がりにマルクス・テュラムが獲得したPKをラウタロ・マルティネスが決めて先制すると、12分にもテュラムが抜け出して相手の退場を誘って数的優位に立った。16分にはニコロ・バレッラのパスを受けたラウタロ・マルティネスがドッピエッタを達成して2−0で折り返すと、後半はミラノダービーを見据えて主力を下げる余裕もみせ、68分にラウタロ・マルティネスがトリプレッタを達成してトドメを刺し、3−0で快勝。無事4位でリーグフェーズを突破した。
ミラン
6位で最終節を迎えたミランは、ファビオ・カンナヴァーロ率いるディナモ・ザグレブに勝てば8位以内が確定する状況だったが、厳しい戦いとなった。
19分に失点したミランは、39分にユヌス・ムサが相手を後ろから押して退場。数的不利のミランは、53分にクリスティアン・プリシッチのゴールで一時同点に追いついたが、その7分後には勝ち越しを許してしまう。その後、再び追いつくことはできずに敗れ、13位でノックアウトフェーズ進出が決まった。
アタランタ
勝てば8位以内という好位置で最終節を迎えたアタランタは、すでにベスト16進出が決まっているバルセロナと対戦し、エデルソンとマリオ・パシャリッチのゴールで2−2で引き分け、9位でフィニッシュ。シードでノックアウトフェーズ・プレーオフ進出となった。
ユヴェントス
ユヴェントスは17位で最終節のベンフィカ戦を迎えた。わずかにトップ8入りの可能性があったものの、現実的には16位以内でノックアウトフェーズ・プレーオフ進出というのが目標だったが、0-2で敗れた。この結果、20位に順位を下げ、アンシードでノックアウトフェーズ・プレーオフとなっている。
ボローニャ
ボローニャは敵地でスポルティングCPと対戦し、1−1で引き分け、28位で敗退となった。