ローマ移籍実現の可能性はほぼ消滅
インテルは、ダヴィデ・フラッテージを今冬のメルカートで放出する可能性がかなり低くなったようだ。『コッリエレ・デッロ・スポルト』は28日、「すでに解決済み」と断言している。
フラッテージはインテルで出場機会に恵まれていない現状から、この1カ月は移籍の可能性が報じられていた。インテルは当初から安売りをしない姿勢を貫いていたが、26日のレッチェ戦では先発起用で1得点を含む見事な活躍を披露。試合後には「インテルで幸せ」と語っていた。
同紙は「シモーネ・インザーギ監督との話し合いが重要だったことは間違いない。また、ロッカールームで得たサポートも彼にとって重要だった。インテルのチームワークは成功の秘訣の一つで、それはラウタロ・マルティネスのコメントからも明らかだ。つまり、選手たちは彼をサポートするだけでなく、残留して一緒に目標を目指そうと説得したのだ」と記した。
ローマが移籍市場閉鎖間際にチャレンジをする可能性はまだ残っているというが、インテルが4500万ユーロ未満のオファーを受け入れるとは考えにくく、少なくともこの冬、フラッテージの残留は事実上決定したとみられている。