レアル・マドリーは完全に手放すのか
インテルはコモのニコ・パス獲得を目指しているが、クラブ間交渉の複雑さから、実現は容易ではないだろう。『スカイ』が24日に現状を伝えた。
昨夏、コモは600万ユーロを支払い、レアル・マドリーからニコ・パスを獲得。現在ではチームの主力として欠かせない存在となっており、その才能に注目したインテルが獲得を検討している。
レアル・マドリーはニコ・パス放出の際に、買い戻しオプションを付けたほか、コモが放出する際の移籍金の半分を受け取る条件を付けており、インテルはレアル・マドリーと交渉する必要があると言われている。
しかし、現在コモはレアル・マドリーに働きかけ、1500万〜2000万ユーロを支払って完全にニコ・パスの保有権を取得しようとしているという。レアル・マドリーの買い戻しオプションはタイミング次第で1000万〜1200万ユーロに設定されており、この条件はクラブにとって悪くない話だ。
コモのオーナーは、インドネシアの大富豪であるハルトノ兄弟で、資金力に不安はない。有望な若手を売却するのではなく、クラブのプロジェクトの中心に据えるつもりなのかもしれない。
