ブキャナンとは状況が違う?
インテルはタジョン・ブキャナンのレンタルが噂されているが、トマス・パラシオスについてはシモーネ・インザーギ監督がその考えを持っていないという。『スポルティターリア』が21日に伝えた。
インテルはブキャナンについて、代役が補強できれば、トリノへのレンタルを受け入れる可能性があると言われている。ただ、一部で噂されるパラシオスについては、実現しないようだ。
パラシオスは昨年夏に加入したが、ここまでセリエAの出場は2試合。いずれも試合終盤の途中出場で、まだ信頼をつかんでいない。
ただ、インザーギ監督は、インテルで練習を続けてメカニズムを学ぶことが有益と捉えており、レンタルで経験を積ませるつもりはないという。
これは、昨季のヤン・ビセックと同じ方針だと記事は伝えた。ビセックは昨季のセリエAで16試合に出場しており、パラシオスとは状況が違うが、それでもシーズン前半戦はほとんど起用されなかった。それが徐々に出番を増やし、今季は貴重な戦力となっている。
パラシオスもビセックのように、チームの重要な一員へと成長できるのか。その未来に期待が集まる。