ラツィオ時代にプレーしたスタジアムに良い思い出と悪い思い出
インテルは22日、UEFAチャンピオンズリーグでスパルタ・プラハと対戦する。シモーネ・インザーギ監督が試合前日会見と『インテルTV』で、翌日の試合に向けた意気込みを語った。
どんな試合を予想していますか? どんなメンバー選びを考えていますか?
「厳しい試合になると思う。まだいくつか迷っていることがあり、明日の朝に最終決定をするつもりだ。相手は12月15日以来公式戦を戦っていないが、親善試合では良いパフォーマンスを見せている。このスタジアムで試合をするのは簡単ではない。私自身もここでプレーしたことがあるから分かるよ」
アチェルビが不在。復帰のタイミングはいつなのか。メルカートに期待することはありますか?
「クラブは常に我々と共にあり、状況をモニタリングしている。ただ、私は誰も入れ替えるつもりはない。アチェルビはしっかりと取り組んでいる。エンポリ戦で復帰できそうだったが、まだ全力でプレーするには至っていない。無理をさせたくないので、レッチェ戦にも参加しない予定だ。彼はまだ個別で調整する必要があるが、私は安心している。彼は我々にとって非常に重要な選手で、間もなく復帰すると思う」
明日の試合の重要性はどれほどですか?
「スパルタはフィジカルが強く、縦に早いプレーをしてくるチームだ。守備では5バックだが、フォーメーションは変更することもある。価値のあるチームで、最初の2試合では良い結果を残し、その後マンチェスター・シティやアトレティコ・マドリーといった強豪に敗れている。決定力のあるインテルが必要だ。彼らにはCLのDNAがある」
過去にここで戦った試合を覚えていますか?
「覚えているよ。ラツィオ時代、ローマでの試合では2ゴールを決め、ここではラヴァネッリにアシストをした。一方でマンチーニが監督だった時は良い夜ではなかった。あの時は予選突破を逃してしまった。最初の記憶は良いものだが、後の記憶はあまり良くない。明日は監督として初めてここで戦う試合になる。素晴らしい試合をしたいね」
なぜイタリアでは、あなたやインテルの評価が十分でないと思いますか?
「特に問題はない。私自身について語られるのは好きではない。語られるべきなのは、素晴らしい歩みを続けているインテルだ。我々はチャンピオンズリーグとカンピオナートの両方で、これまでのように前進し続けなければならない。スクデットを守りたいが、強いライバルたちがいることも分かっている。CLでは主役になりたい。これはインテルのDNAだ。何一つ軽視するべきではない。試合数が多いが、監督としてそのすべてを楽しんでいる。シーズンの最後まで、みんなが私をサポートしてくれることを願っている。現在離脱している選手たちが早く戻ってきてくれることを期待している。全員の力が必要だ」
ダヴィデ・フラッテージの状態はどうですか?移籍の噂は過去のものですか?
「昨日と今日のトレーニングではとても良い動きを見せた。エンポリ戦ではベンチに入りたがっていたが、まだ出場可能な状態ではなかった。彼を先発させるかどうかを今検討しているところだ。バレッラは7試合連続でスタメン出場しているので、彼とフラッテージのどちらにするかを選ぶ必要がある。ダヴィデはよくやっている。彼がこの数日間で見せた努力には満足している。彼は穏やかで、チームにいることを楽しんでいる。ここ数日の働きぶりを見ていると、期待が持てるね」
タジョン・ブキャナンと話をしましたか?
「全選手に話をした。みんなで会話する時間を設けたが、誰も移籍したいと言っていない。彼についても同じことが言える。ケガがあったが、今はトレーニングをしていて、自分でポジションをつかみ取る必要がある。私もインテルも彼を信頼している」