カッラレーゼ戦で2得点、セリエB得点ランクトップに
セリエBのスペツィアは19日、セリエB第22節でカッラレーゼと対戦し、4−0で大勝した。フランチェスコ・ピオ・エスポジトが4試合ぶりの得点を喜んでいる。
スペツィアは最近やや調子を落としており、ピオ・エスポジトも9得点で得点が足踏みしていた。それでもカッラレーゼ戦では20分に右サイドからのクロスに頭で飛び込んで先制すると、前半アディショナルタイムには兄サルヴァトーレ・エスポジトのパスをペナルティーエリア右で受けて反転シュートを決め、ドッピエッタを達成。スペツィアを勝利に導いた。
ピオ・エスポジトは試合後の会見で、「2桁得点が気になって、少しプレッシャーを感じていた。マントヴァ戦でもユーヴェ・スタビア戦でもね。でも、そこで落胆しなくなったのは成長だと思う。スペツィアが本来の場所に戻れるように、今日みたいな活躍を続けたい」と語った。
11得点でセリエB得点ランキングのトップを走るエスポジトはまだ19歳だが、気負いはない。「僕は昨季、40試合に出場したし、自分の責任を果たせると思っている。だから、チーム内で若手という意識は持っていないんだ。個人としてもチームとしても成長を感じるし、多くの選択肢があった中でスペツィアに戻ってくることを選んで良かったと思っている」と述べた。
インテルからのレンタルでスペツィアに加入しているピオ・エスポジトには、ナポリから強い関心があると言われる。すでにセリエAのクラブが注目している若手は、どんなキャリアを歩むだろうか。