シモーネ・インザーギ監督の代役を務めた指揮官がエンポリ戦を振り返る
インテルは19日、セリエA第21節でエンポリと対戦し、サン・シーロで3−1の勝利を収めた。ベンチ入り禁止処分のシモーネ・インザーギ監督にかわって指揮を執ったマッシミリアーノ・ファリースが試合後に会見と『DAZNイタリア』で残したコメントを『FcInterNews』が取り上げた。
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前半の苦戦と後半の好パフォーマンス
「チームは成熟したアプローチを見せた。良いスタートを切ることが必ずしも攻撃的に行くことを意味するわけではない。エンポリはすぐに守備を固めたので、スペースを与えるのは危険だった。おそらく前半ではボール回しが遅かったが、こちらの動きによって相手を走らせることができ、後半で試合の流れを変えることができた。そしてラウタロがラウタロらしいプレーを見せてくれたので、特に問題はなかった」
ThuLaがアベック弾
「それはチーム全体というよりも彼ら自身にとって重要だと思う。我々は守備陣やセットプレーでもゴールを決めている」
メフディ・タレミに得点の気配がない
「彼の働きは報われるべきだと思う。彼は多くの批判を受けながらも、違うサッカー文化から来た選手だ。彼にとって必要な時間を十分に与えることができていないのも事実だ。タレミの動きや献身性は素晴らしい。彼は多く走り、相手ディフェンダーを引きつける。ゴールという転機が必要だ。それがサン・シーロで実現すれば素晴らしいと思うが、彼は間違いなく我々を大いに助けてくれる」
クリスティアン・アスラニについて
「彼は質の高い試合を見せた。サン・シーロはプレーするのが難しいスタジアムだが、ボローニャ戦での批判を受けた後、しっかりと自分がやれることを証明してみせた。我々はすべての大会で競争力を持ち続けている。カンピオナートは一度だけつまずいたが、その後12勝3分けだ」
スーペルコッパの疲労がまだあるのか
「ボローニャ戦の方が肉体的に大きな負担があった。あの試合では今季最高レベルのフィジカルデータが出ていた。ボローニャは引き分けに値するプレーをした。水曜日の試合ではメンタル面ではなく身体的な疲労が残っていたかもしれない。引き分けたことは本当に残念だったが、それでも前に進むだけの精神的な力を見せたね」
フランチェスコ・アチェルビはスパルタ・プラハ戦に出られるのか
「医療スタッフは最善を尽くしている。選手をローテーションする必要があるが、確実なことは何も言えない。それぞれが自分のリハビリプロセスを進めている」