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【インテル採点】ラウタロ・マルティネス「完全復活」。珍しく悪かったのは…

エンポリから勝ち点3

インテルは19日、セリエA第21節でエンポリと対戦し、ホームで3−1の勝利を収めた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。

インテル採点

ヤン・ゾマー

FcInterNews:6 — らしくないミスでエンポリに同点機を与えかける。エスポジトのゴールには対応が難しかったが、それ以外ではほとんど危険にさらされなかった。
TMW:6 — マレへの軽率なパスで自らピンチを招いたが、それ以外ではほとんど危険はなかった。エスポジトのゴールは防ぎようがなかった。

バンジャマン・パヴァール

FcInterNews:6 — 久々の先発で無難に対応。エンポリからのプレッシャーはほとんどなかった。時折攻撃参加を試みたがチームの意図と噛み合わなかった。
TMW:6 — 約2カ月ぶりの先発で、過度な負担を避けた。

(→86分) マッテオ・ダルミアン:採点なし

ステファン・デ・フライ

FcInterNews:6.5 — エスポジトのゴール場面での消極性を除けば完璧な守備。コロンボへの対応やビルドアップでも安定感を見せた。
TMW:5.5 — エスポジトに対する守備が甘く、ゴールを許す結果に。試合全体では大きなミスは少なかったが、期待外れの場面が際立った。

カルロス・アウグスト

FcInterNews:6.5 — ディマルコとの連係が欠けていたが、守備では堅実な働きを見せた。終盤には得点のチャンスをつくるなど積極性を発揮。
TMW:6 — 攻守でまずまずの内容だったが、失点シーンではマークが甘かった。

デンゼル・ドゥンフリース

FcInterNews:6.5 — 攻撃で積極的に絡み、後半にはスラロームからゴールに迫る。最終的にはヘディングで得点を決め、チームを落ち着かせた。
TMW:7 — 相手守備陣をかき乱し、追加点を記録。チームの「追加FW」としての役割を果たした。

ニコロ・バレッラ

FcInterNews:6.5 — 試合全体で数少ないチャンスメイカーとして奮闘。3点目の起点になるなど、リーダーシップを発揮した。
TMW:7 — 中盤でのリーダーとしてチームを支え、2つのゴールに絡む。チームには欠かせない存在。

クリスティアン・アスラニ

FcInterNews:6 — ボローニャ戦での苦しいパフォーマンスを経て、新たなチャンスを得た。目覚ましい活躍とまではいかないものの、確かな改善を見せた。エンポリはボローニャほど積極的にプレスを仕掛けてこなかったため、アスラニは頭を上げて状況を整理する時間とスペースを得ることができた。ボールを持っている時には以前より安定感があり、縦へのパスの可能性を感じた場面では、より果敢に挑む姿勢を見せる。試合で緊張して動きがぎこちなくなるのではと予想した人々を、良い意味で裏切る内容だった。
TMW:6.5 — 古巣相手にしっかりと役割を果たした。セットプレーでの危険性も見せ、確実に成長の兆しを感じさせた。

ピオトル・ジエリンスキ

FcInterNews:5.5 — 技術的には申し分ないが、プレーのテンポを遅らせてしまう場面が目立った。試合を通して流動性を欠いた。
TMW:5 — プレースピードの遅さが問題で、チームの流れを停滞させた。

(→69分) ヘンリク・ムヒタリャン

FcInterNews:6 — 戦術的に的確な動きを見せ、試合終盤に安定感をもたらした。
TMW:6 — 試合への入りは遅かったが、終盤には的確なポジショニングで貢献。

フェデリコ・ディマルコ

FcInterNews:5.5 — バストーニ不在の影響で精彩を欠き、目立ったプレーが少なかった。カルロス・アウグストとの連係も不十分だった。
TMW:5.5 — セットプレーでは貢献したが、攻撃では決定的な役割を果たせず。

(→77分) アレッサンドロ・バストーニ

ラウタロ・マルティネス

FcInterNews:7 — もはや回りくどく言う必要はない。今日ほどインテルがカピターノのラウタロ・マルティネスに頼り切っていると感じた日はない。長い間待たせた末に、彼は再びベストパフォーマンスを発揮した。ピッチに倒れ込み、ファンを一瞬ヒヤリとさせたが、その後見事に復帰。彼のキャラクターは群を抜いており、守備でチームを助け、攻撃では創造性を発揮した。そして、無意味なパス回しに業を煮やし、ついに強烈な一撃ををゴールの隅に叩き込んだ。この試合での彼の存在感は別格だった。
TMW:7 — 圧巻の一撃でスタンドを沸かせ、カピターノとしての責任を果たした。「完全復活」。

(→77分) マルコ・アルナウトビッチ

FcInterNews:6.5 — 終盤に入り、3点目のアシストを記録。短い時間ながら質の高いプレーを見せた。
TMW:6.5 — ゴールを狙うよりもアシストを選択し、チームに貢献した。

メフディ・タレミ

FcInterNews:5 — これほど精彩を欠いたタレミは珍しい。イスマイリやヴィーティに圧倒され、フェリチアーニ主審にもファウルを全く取ってもらえず、試合から完全に取り残されたような状態。フィールド上に必要以上に長く残っていたが、具体的な貢献はほぼゼロ。唯一見せたのは後半にラウタロへの中央のパスを繋いだ場面くらい。試合勘を失っているのか、心理的なものなのか、動きが鈍く、完全にリズムを失ったまま。またしても貴重なチャンスを無駄にした。
TMW:5 — セリエAでの初ゴールは遠く、試合を通して目立たなかった。

(→69分) マルクス・トゥラム

FcInterNews:6.5 — インテルに欠けていた「深さ」をもたらし、チームを引き伸ばす役割を果たした。ボールを受けてターンするたびにエンポリの守備陣を揺さぶり、自信を崩す動きを見せた。最後はアルナウトビッチのアシストを受け、今シーズンのゴール数をさらに積み上げた。
TMW:7 — 流れを変える役割を果たし、試合展開を優位に導いた。

シモーネ・インザーギ監督(代行:ファリス)

FcInterNews:6.5 — 苦戦した試合を選手交代で立て直し、勝利を収めた。エンポリ戦後半の内容には改善の兆しが見られた。
TMW:6.5 — 苦しい展開ながら勝利を掴んだ。試合運びには課題を残したが、後半の対応は良好。

インテル対エンポリ:ハイライト動画

セリエA公式YouTube

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