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「スーペルコッパ後にインテルは変わった」カペッロが問題点を指摘

インテルが苦しむの原因――守備的な戦術変更と控え選手の課題

インテルはスーペルコッパ決勝でミランに敗れてからセリエAで2試合を戦っているが、内容が良くない。ファビオ・カペッロが『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで問題点を指摘した。

カペッロは「インテルが首位になるために最も充実した戦力を持ったチームであることは間違いない」とした上で、「ただ、それをピッチで示さなければ意味がない」と切り出した。

同氏は「インザーギのチームがリヤド(スーペルコッパ)以前のような気持ちを持っているかということだ。以前は相手を圧倒し、猛烈なプレスで素早くボールを奪回していた。だが、いまは少し守備的になりすぎで、再び動き出すまで待つ場面が増えている」と指摘。

さらに選手個々に言及し、「ずっと言い続けているが、ハカン・チャルハノールがキープレーヤーだと私は考える。チーム全体に動きを与える、世界を動かす時計職人のような存在だ。あと、フェデリコ・ディマルコも重要だ。彼はラスト30メートルで質の高いボールを出せる。視野も広く精度が高い。ただ、守備面では少し存在感が薄いね」と述べた。

そしてカペッロは「個々のことはさておき、インザーギの強みは多様性だ。だが、控えの選手が期待どおりのパフォーマンスじゃないことは懸念材料だね。ナポリの方が日程が楽なのは間違いない。それに、ガスペリーニも忘れてはいけないね」と語り、アタランタとナポリをスクデットレースのライバルと考えている。

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