ドロー決着もリスペクトを忘れないインテル指揮官
インテルは15日のセリエA第19節延期分でボローニャと対戦し、2−2で引き分けた。シモーネ・インザーギ監督が試合後に記者会見と『DAZNイタリア』で残したコメントを『FcInterNews』が伝えた。
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悔しいドローである一方で、ゾマーは「悪くない勝ち点1」と語った。あなたは?
「ボローニャを称賛したい。対戦が難しいチームだった。我々は素晴らしい試合をした。過密日程をこなしてきたが、それでも多くをつくり出し、適切に対応できた。2失点目ではポジショニングを改善するべきだったが、3-2にするチャンスも多くつくった。不運な形で1点目を失い、2点目は我々の守備陣に当たったボールが跳ね返ったものだ。勝ち点3を逃したことは悔しいが、相手チームをリスペクトするべきだ。選手たちは私が求めていたことを実践してくれた」
2失点目を悔やむべきか、それとも追加点を決められなかったことを悔やむべきか
「両方だ。2点目はスローインで不意を突かれ、簡単に放り込まれたボールに対応できなかった。バストーニのクリアミスも絡んでいた。相手の良さもあったが、我々の守備ももっとうまく対応するべきだったね。これまで守備面で良い試合をたくさんしてきたが、今日は改善の余地があった。それでも相手チームには敬意を払いたい」
ボローニャのイタリアーノ監督は、インテルのゴールシーンでバストーニのファウルを取らなかったと主張している
「審判については、みんなが見ていた通りだよ。私だけが警告を受け、次の試合はベンチ入りできないというだけだ」
最終盤はナーバスに。試合後に主審に詰め寄ろうとする選手も
「特に問題はないが、選手たちが少しナーバスになっていた。これ以上抗議が過熱して何か起こることを避けたかった。審判も我々と同じように間違うことがある。今夜のように、またスーペルコッパ決勝のようにね。それでも審判への敬意は変わらない。落ち着きを保つ必要があった。最後のフラッテージの場面で選手たちが神経質になっているのを見て、落ち着くように言った」
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「クラブとは常に話し合いをしている。クラブは非常に注意深く状況を見てくれている。最近ではディフェンスで問題を抱えていたが、1月に入ってから中盤でも問題が出てきた。ケガ人が2人いて、フラッテージも問題を抱えながらプレーしている。我々は11人中2人しか交代できず、ボローニャは8人を代えてきた。いまは負傷者の回復が重要だ」