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【インテル採点】ラウタロは復活? アスラニより低評価だったのは…

ボローニャ戦は2−2の引き分け

インテルは15日、セリエA第19節延期分でボローニャと対戦し、2−2で引き分けた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。

インテル採点

ヤン・ゾマー

FcInterNews:6.5 — ディフレクションによる2失点でノーチャンスだったが、モーロやオドゴールのシュート、さらには後半のオルソリーニの突進を見事に防いだ。
TMW:6.5 — 試合序盤、モーロのシュートを触れて防ぎ、前半終了間際にはオドゴールのヘディングをセーブ。2失点は味方のディフレクションによるものだった。

マッテオ・ダルミアン

FcInterNews:6 — ヴェローナ戦ほどの輝きはなく、連戦の疲労が影響した。前半は冷静にエンドイの攻撃を抑えるが、後半はボローニャのペースアップに苦しむ。
TMW:5.5 — エンドイの突破力に手を焼き、持ち味の献身性は見せたものの抑えきれなかった。

(→70分) バンジャマン・パヴァール

FcInterNews:5.5 — ボローニャが攻勢を緩めたため目立たなかった。ボールを前に運ぶ場面もあったが、自信を欠き、効果的ではなかった。
TMW:6 — 試合勘を取り戻すための出場。無難なプレーに終始。

ステファン・デ・フライ

FcInterNews:6 — フィジカルで対抗するカストロとの対戦で苦労しながらも、危険なクロスを守る場面が目立った。ビルドアップにはやや不安定さが見られた。
TMW:6.5 — カストロを抑え込み、安定感を示した。調子の良さがうかがえる内容だった。

アレッサンドロ・バストーニ

FcInterNews:6.5 — インテルの闘志を象徴するプレーで、相手にスペースを与えない。1-1の同点弾を生んだボール奪取や、オルソリーニへの強烈なタックルで観客を沸かせた。
TMW:6.5 — 1-1のゴールを演出し、守備では決定的なカバーリングも見せた。2-2の場面では不運なディフレクションが悔やまれる。

(→83分) タジョン・ブキャナン:採点なし

デンゼル・ドゥンフリース

FcInterNews:6.5 — エンドイとの1対1のデュエルが試合を通して続き、相手にプレッシャーを与え続けた。ゴールを決め、精力的な動きを見せた。
TMW:7 — 相手のエンドイにとって試練の試合。インテルが補強候補として長らく観察している選手だが、少なくとも守備面ではオランダの快速列車に圧倒された。インザーギの「追加のストライカー」として、ゴールを決めた。後半もゴールを狙う姿勢を見せたが、試合終盤にはスタミナ切れの兆候が見えた。

ニコロ・バレッラ

FcInterNews:6.5 — ピッチ上で見せたテクニックは圧巻。厳しい局面でも攻撃の糸口をつかみ、チームの士気を高めた。
TMW:6.5 — 中盤でチームをつなぎ、重要な役割を果たした。疲労が見えたが、最後まで戦い抜いた。

クリスティアン・アスラニ

FcInterNews:5 — 試合の序盤、ボローニャのスプリントの勢いに最も苦戦した選手の一人だった。彼はポジションが下がりすぎてしまい、相手の流れるような攻撃に翻弄されていた。そして、息をつくためにバックパスやクリアを選ぶ場面が目立った。試合が進むにつれてチームが改善する中でも、彼自身のプレーは追随せず、むしろ逆の方向へ進んでいるように見えた。プレーが控えめすぎるため、ボールに対するアプローチが消極的であり、守備の中盤でのフィルタリングに課題を抱えていることを再確認させる内容だった。混乱した様子で、自信を欠いたプレーはヴェネツィア戦でのパフォーマンスから一歩後退したものだった。
TMW:5.5 — チャルハノールの離脱によって、インテル加入以来得られなかった継続的な出場機会が訪れた。しかし、ヴェネツィア戦に比べてパフォーマンスは後退。プレーが型にはまりすぎており、試合の中心にはならず、特に後半開始直後にミスが目立った。交代時点で、インテル選手の中で最もボールタッチが少なく、プレーメーカーとしては問題があると言える。

(→70分) ダヴィデ・フラッテージ

FcInterNews:5.5 — 目立ったプレーがなく、最後の場面での反則での笛が印象的。
TMW:5.5 — ボールタッチが少なく、試合に影響を与えられなかった。

ピオトル・ジエリンスキ

FcInterNews:6 — ボール処理のスピードが早く、的確な判断を見せたが、守備では緩く、ミスが散見された。
TMW:5 — 忘れたい立ち上がり。居眠りしたようなプレーでモーロに絶好のミドルシュートチャンスを与え、その後もセカンドボールへの反応が遅れ、クロアチア人MFに拾われたボールが相手の先制点につながる。前半の低調な出来を、決定的なロングパスで挽回し、チームの先制ゴールを演出。後半はやや持ち直したものの、特に目立つ場面はなく、全体的に物足りない。

フェデリコ・ディマルコ

FcInterNews:6 — 攻撃では貢献し、2ゴールをアシストする形を作ったが、守備ではオルソリーニに苦しんだ。
TMW:6 — クロスやスプリントでチャンスを演出したが、守備のミスで2-2の同点ゴールを許した。

(→70分) カルロス・アウグスト

FcInterNews:6 — 混戦の中でボールを供給し、中盤の流れを作る手助けをした。
TMW:6 — 攻守で役割を果たし、効率的なプレーを見せた。

ラウタロ・マルティネス

FcInterNews:6.5 — 力が続く限り、雄牛というよりライオンのようなパフォーマンスを披露。戦い、攻撃を組み立て、プレスをかけ、いくつかの無駄な試みの後に一時的な先制ゴールを決めた。後半にもいくつか称賛に値するプレーがあり、特にペナルティエリア付近でのフリーキックを生むドリブル突破は見事だった。最後は力尽きて交代。
TMW:7 — かつてのベストフォームを思わせる動きで応え、前半を締めくくるゴールをサン・シーロで決めた。

(→75分) メフディ・タレミ

FcInterNews:5.5 — 決定機を逃し、攻撃でのインパクトを欠いた。
TMW:5 — チャンスを活かせず、期待された活躍が見られなかった。

マルクス・テュラム

FcInterNews:6 — 戦術的に貴重な存在。動き、ポストプレー、ボールキープでチームを前線に押し上げ、期待感を生む隙間を作り出す。しかし、後半にはスコルプスキとの1対1の場面で2度の絶好機を得るも、焦りからミスに終わる。体力が明らかに尽きている中でも、タレミに2つの好機を演出する冷静さを見せたが、残念ながらタレミはどちらも活かせなかった。
TMW:6.5 — 試合を切り裂く彼の能力はインテルにとって純粋な酸素のような存在。他にこれほどの選手はいない。チームを引っ張り、同点ゴールを目指す流れを生み出した。攻撃のパートナーとの連係は素晴らしく、250日間も自身とアルゼンチン人が同じ試合でゴールを決めていなかったとは思えないほどのプレーを披露。さらにタレミに好機を提供するも、それは無視される形に終わった。

シモーネ・インザーギ監督

FcInterNews:6 — 欠場者の多さに悩まされたが、試合を立て直し、逆転に成功。しかし、後半の戦術ミスが響いた。
TMW:6 — 最善を尽くしたが、後半の失点を防げなかった。交代策は混乱を招く結果に。

インテル対ボローニャ:ハイライト動画

セリエA公式YouTube

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