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マテラッツィがフラッテージに助言「オレを見習え」

ミラン移籍を思いとどまったことが「インテルでの10年間で最も正しい選択だった」

インテルのOBであるマルコ・マテラッツィが、14日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。その中で、ローマへの移籍が噂されるダヴィデ・フラッテージにアドバイスを送っている。

フラッテージは現在、1月の移籍市場でローマ復帰が取り沙汰されており、報道が続いている。しかし、かつて似たような状況を経験したマテラッツィは、フラッテージに移籍を勧めていない。

「オレがフラッテージだったら、衝動的には考えない。2006年、オレはそうすることもできたが、しなかったんだ。あれがインテルでの10年間で最も正しい決断だったね」

「当時、マンチーニの下であまり試合に出られなかった。だから、(イタリア代表の)リッピから外されるんじゃないかと不安だったよ。1月にミランへ移籍する機会があった。それを受け入れるべきかと思ったけど、思いとどまった。そのあとにどうだったかはみんな知っているとおりさ」

2006年のFIFAワールドカップでイタリア代表は優勝し、マテラッツィはヒーローになった。インテル残留を決めたのは、2つの話し合いがあったからだという。

「まずはリッピとだった。彼は『君がインテルでレギュラーかどうかは関係ない。代表の居場所はある』と言ってくれた。もう1人がファッケッティとで、彼からは『マルコ、インテルには君が必要だ』って言ってもらった。こういった話し合いに背中を押されたね」

「フラッテージの場合、監督たちと話すまでもない。スパレッティが高く評価しているのは明らかだし、改めて何かを証明する必要なんてないだろう」

「もっと試合に出たいというのはあったとしても、彼はインテルでの1年半でクラブ全体からリスペクトを集める存在になった。クラブは大金を支払って獲得し、獲得を熱望した監督がいる。そして、ティフォージは昨季のスクデットの立役者とみている。インテル初ゴールをダービーで決めたり、昨季のヴェローナ戦、得点を決めたあとで柵に登ったシーンは、2つめのステッラの象徴的な場面だね」

そして、フラッテージに不適切な助言には従わず、冷静に結論を出すべきだと伝えた。

「自分自身にだけ耳を傾け、本当に何がしたいのかを理解すべきだ。あとはインザーギとしっかり話すことだね。はっきりさせることが一番大事だと思うよ」

● 「フラッテージのためになっているのか?」 ガゼッタ記者が代理人を批判

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